猫が足元で寝る理由6つとは?さまざまな心理が明らかに!
愛猫が飼い主の足元にそっと寄り添い、心地よく眠っている姿は、なんとも心温まる光景ですよね。
しかし、なぜ猫は足元を選んで寝るのでしょうか?それは単に暖かいから、という理由だけではないようです。
そこでこの記事では猫が足元で寝る6つの理由と、それぞれの心理について詳しく解説します。猫の飼い主さん必見の内容です。
1.猫が足元で寝る理由6つ
1‐1. 安心感があるから
猫にとって、睡眠中は最も無防備な状態です。そんな状態で飼い主の足元に寄り添うということは、飼い主を完全に信頼し、安心しきっている証拠と言えるでしょう。
足元は猫にとってちょうど良い高さで、体温も感じやすく、飼い主の動きも把握しやすい場所。つまり猫にとって飼い主の温もりを感じながら、安心して眠れる環境「癒しスポット」ということです。
1‐2.温かいから
飼い主の足元は飼い主のぬくもりで温かい場所なので、猫があえて好んで寝ているケースもあります。
とくに冬場などは飼い主の足元は温かく、快適な猫の寝床といえるでしょう。
大好きな飼い主の温度とにおいに包まれながら眠るのは、猫にとって至福の時間なのかもしれませんね。
1‐3. 飼い主への愛情表現
猫が足元で寝ることは、飼い主の近くにいたい、一緒にいたいという気持ちの表れで、飼い主への愛情表現の一つであるとも考えられます。
猫にとって飼い主の足元は、安全で快適な場所であるだけでなく、飼い主との近さを楽しめる場所。
つまり猫が飼い主の足元で眠ることは、飼い主への愛情の表れと見なすことができます。
1‐4. 自分の縄張りを主張したいから
猫は本能的に縄張り意識が強い動物で、自分の領域を守ろうとする習性があります。そして飼い主やその周りを自分の縄張りとみなすことも。
つまり飼い主の足元で眠ることで、自分のにおいをその場所に残し、「ここは私の縄張り」「あなた(飼い主)も縄張りの一部」とアピールしているのです。
とくに留守だった飼い主が帰ってくると、飼い主の足元で眠り、再び自分の縄張りであることをアピールしてくることもあります。
1‐5.かまってほしいから
猫は飼い主に依存せずたくましく生きていると思われがちですが、実は人間との関係を大切にし、飼い主とのスキンシップやコミュニケーションを好みます。
そして飼い主の足元で眠ることも、「かまってほしい」といったサインのひとつでもあるのです。
たとえば注目を引きたい・愛情をうけたい・なでられたい・遊びたい・そのほか要求(ごはんやトイレ掃除)など。
このように猫が飼い主の足元で眠るのは、愛情を求めたり関心を引きたいという「かまってほしい」気持ちの表れなのです。
飼い主とのコミュニケーションを大切にする、猫の性格が表れた行動かもしれませんね。
1‐6. 単純に心地よいから
猫にとって、足元が単に心地よい場所であるということもあります。人がふかふかのベッドが心地よいと感じるように、猫は飼い主の足元が心地よいと感じているということですね。
ただし足元を心地よいと思わない猫もいるので、すべての猫が「飼い主の足元が好き」ではないようです!
2.まとめ
猫が足元で眠る理由は、温かさや安心感を求めていたり、愛情表現や縄張り意識だったり、心地が良いだけという単純な理由だったりと、さまざまな心理が込められています。
もし愛猫が足元にきたら、今回紹介したような「猫の気持ち」に寄りそってあげましょう!より深い信頼と絆を築くことができるはずです。