ドジャースがDFAとしたパクストンに、レッドソックスが興味!?
7月22日、ロサンゼルス・ドジャースは、ジェームズ・パクストンをDFAとした。パクストンを40人ロースターから外し、リバー・ライアンを昇格させた。この日、メジャーデビューしたライアンは、5.1イニングを投げ、パスボールによる1点しか取られなかった。自責点はゼロだ。
ボストンのラジオ局、WEEIのロブ・ブラッドフォードによると、ボストン・レッドソックスは、パクストンに興味を抱いているという。
昨シーズン、パクストンは、レッドソックスで投げ、先発19登板の96.0イニングで防御率4.50を記録した。ドジャースへ移った今シーズンは、先発18登板の89.1イニングで防御率4.43だ。各シーズン最初の10登板の防御率は、2.73と3.29だった。
ただ、昨シーズンと今シーズンを比べると、奪三振率は9.47→6.45、与四球率は3.09→4.84と推移している。スタットキャストによると、4シームの平均球速は95.2マイル→93.2マイル。現在の年齢は35歳だ。
7月22日を終えた時点で、レッドソックスは、ア・リーグ東地区の3位とワイルドカード・レースの4位に位置している。地区首位との差は7.0ゲーム、ワイルドカードの3番手とは2.0ゲーム差だ。
夏のトレード市場において、完全な売り手には回らないにせよ、買い手として積極的に動くかどうかは、微妙なところだろう。パクストンを手に入れたとしても、大きな補強は行わないかもしれない。
なお、オールスター・ブレイク後、レッドソックスは、4試合とも敗れている。最初の3試合は、ドジャースにスウィープされた。その3試合目は、パクストンが相手だった。
1回表、パクストンは、1番のロミー・ゴンザレスと2番のジャレン・デュランに二塁打とホームランを打たれたものの、あとは得点を許さず、6回表に無死一、三塁となったところで降板した。そこから、三塁走者に生還されたが、パクストンは、5.0イニングで3失点(自責点3)。シーズン8勝目を手にした。DFAとされたのは、この翌日だ。