【2歳児・イヤイヤ期】こだわりが強すぎていつも同じ服…どう対応したらいい?【元保育園看護師が解説】
我が家のイヤイヤ期まっさかり、2歳の娘もそうなのですが…
子どもにとってお気に入りの柄やキャラのお洋服が
汚れていようが!
濡れていようが!!
洗濯待ちだろうが!!!
それじゃないと嫌だとゴネまくって収集がつかないことがあります。
また、私は以前保育園で働いていたのですが…
1歳児2歳児さんのイヤイヤには本当に悩まされました…
いや、めちゃくちゃかわいくはあるんですけどね^^;
(といっても園では集団の力でおうちよりはおさまりやすい印象です)
私の受けてきてた相談でも、イヤイヤ期のこだわりについてのお悩みはかなり多いです。
そして、イヤイヤ期のこだわりの中でもお気に入りの服への執着の悩みは本当によくききます。
・どうして頑なにその洋服こだわるのか
・今着られない状態の服にこだわったときにはどうしたらいいか
保育園勤務&保健師経験と、子どもの発育・発達面から解説していきます。
イヤイヤ期2歳児で、毎日お着換え終わらないループ…に悩んでいるママやパパは、ぜひ最後までみてみてくださいね。
イヤイヤ期の2歳児がなぜこだわるのか?どう対応したらよいか?
自分の着たい服を着られない、という状況で、子どものこだわりスイッチが入ってしまうのが親の言動です。
自我の育ちつつあるイヤイヤ期の子どもにとって
この柄・キャラのついた服がいい
自分はこんなにこの柄・キャラが大好きなのに
この肌触りが最高なのに
という気持ちを親がわかってくれていないと感じるとこだわりは加速します。
こういった場面では、まず自己主張ができるようになったことを成長の1つとしてとらえます。
そして、【これがよかったね】と気持ちに寄り添う声掛けをします。
そのうえで、子どもと一緒に着られる状態のお気に入りの柄/キャラの服がなくなってしまったことを確認します。
今お洗濯中で濡れているから着られないね。
汚れているから着られないね。
など、手間でも必ず理由を言葉にして一緒に確認しましょう。
こういった手順をふんだ上で、代替案を出します。
・別の服を出してきて、この中ならどれがいいか聞く
・養生テープなどに柄/キャラをかいて服にはりつける(何がいいかきく)
こういった形で子ども自身に選択する場を与えます。
子どもの気持ちに共感し、子どもが【自分で】選択する機会をもうけることで、気持ちに折り合いをつける練習をしましょう。
いつも思い通りになるわけではないこと、思い通りにならないときは、どうすれば自分の気持ちを落ち着けることができるのか、ともに考えていきます。
好みが偏りすぎないように気を付けるのもひとつの方法
子どもの周りを、子どもの好きなキャラクターや色、柄ばかりでかためてしまわないことも大切です。
この キャラクター/柄/色 のものは自分のものだ!
と思い込んでしまい、お友だちとのトラブルの原因になったりします。
子どもの自己主張は、成長の証でもあります。
気持ちに折り合いをつけること、我慢する力は【考える脳】を鍛えることで確かなものとなっていきます。
繰り返し練習することで【考える脳】が育っていきます。
生活や声かけの中に少しずつでも取り入れていくと、子どもの行動がガラッと変わります。
これからも理性的な子どもに育てるための情報を発信していきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!