以前取材させてもらった「Neco　Deco（ネコデコ）」のランチで、テラコッタのカンパーニュをいただきました。
料理のおいしさを引きたてる、味わいのあるカンパーニュ。
それを提供するパン屋「テラコッタ」は、赤間宿通りにちかい徳重にあります。
前から気になっていたパン屋さんで、今回思いたってたずねたのです。
大きな看板はないのですが、人気店と聞いていたので、集まる人の姿にここだとわかります。
店の中は混雑していて、外にもならぶ人がいるので、少し時間をずらして再びおとずれました。

◇テラコッタの店舗外観

移転リニューアルして半年になる「テラコッタ」の入り口です。

看板はこの小さなプレート以外見つけられませんでした。

駐車場は店舗前と裏に11台あります。

最初におとずれた時はドアの前から階段下まで入店待ちの人がいて、店内にも人かげが多く少し時間をずらしました。

◇テラコッタの店内

はいって正面にレジカウンターがあり、ここから順番にならんでショーケースのパンを選びます。
スタッフがオーダーを聞き、トレーにのせてレジに運び会計をすませる、といった流れでパンを購入します。

店の奥にはイートインスペースになっているテーブルが置かれています。

また、窓側もカウンター席でイートインが楽しめる、あかるく開放感のある空間です。

取材のため混雑をさけようと思い二度目にたずねたときは、ショーケースのパンはすっかり売れていて、すこし後悔しました。
追加で焼きあがったパンがならんでも、絶え間なくお客が来ては買っていきます。
それでもなんとか目当てのパンを確保し、買えました。

パンのショーケース横にある冷蔵ケースに調理パンがありましたが、こちらもほとんど売れています。
下段に置かれているのはクラフトビールのようです。
テラコッタは「クラフトビールとナチュラルワインが飲めるパンの店」をコンセプトにパン飲みをすすめていて、ビールやワインもパンを食べながら楽しめるのが特徴です。

パンには欠かせないジャムや飲み物もそろっています。

◇テラコッタのパン

お目当ての「カンパーニュ（1本604円すべて税込み）」は売れてしまう前に購入。
半分でも買えるとのことだったので、ハーフサイズを1.5cmにスライスしてもらいました。
横にあった「ビアブロード（367円）」そして「バタール（280円）」も1本ゲットです。

「稚加榮のめんたいバケット（345円）」は以前紹介した赤間通りにあるちかえフーズ直営工場で製造された明太子を使用しています。

残り一個になっていた「宗像産シャインマスカットのダノワーズ（356円）」が気になります。
こちらは季節ごとにトッピングが変わるので、宗像産のシャインマスカットも限定品です。

◇イートインを楽しむ

カウンター席で「宗像産シャインマスカットのダノワーズ」をホットコーヒーと一緒にいただくことにしました。
赤間宿通りの珈琲豆焙煎専門店「ハナウタコーヒー」のかおりたかいホットコーヒーに、甘すぎないカスタードクリームとフレッシュなシャインマスカットがマッチしたダノワーズがよく合います。

水だしコーヒーのコーヒーゼリーです。
こちらも「ハナウタコーヒー」の水だしコーヒーを使った手作りゼリーで、とてもおいしそうでしたが、次回の楽しみにしました。

◇パンの実食

買ってかえったパンを実食しました。
1.5cmにスライスしてもらったカンパーニュは、うま味を感じるのにベストの厚みで、かむほどに口においしさが広がります。
ビアブロードには、角切りベーコンがゴロゴロ入っていてスモークチーズと相性がよく、ボリュームがあって最高の食事パンです。
バタールは想像したとおり、外のパリッとした食感と中のモチモチ加減が絶妙で、いくらでも食べてしまいそうなおいしさでした。

ほんとうならショーケースいっぱいに、たくさんの種類のパンが並んでいるところを紹介するつもりでしたが、タイミングを考えずに取材したため叶わなかったことを反省しています。
つぎは午前中にいって、順番を待つことにしましょう。
食事の時などハード系のパンをこのんで食べるので、おいしいパンに出会えて喜んでいます。

テラコッタでおすすめの、クラフトビールやナチュラルワインといっしょにパン飲みを楽しんでみてはいかがでしょうか。