4年ぶりに帰ってきた箱根スイーツコレクション2024!おすすめスイーツや変更点をチェックしよう
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箱根スイーツコレクションは箱根エリアに春を告げる人気のスイーツイベント。しかし新型コロナの影響でこの3年間は中断を余儀なくされていました。
そして2024年春、待望の再開がアナウンス!今回はホテル・美術館・飲食店など31店舗が趣向を凝らしたスイーツを提供してくれます。
期間は2024年3月1日(金)から4月22日(月)まで。
さっそく今年の新作スイーツをチェックしてきましたので、お出かけ前にぜひ参考にしてください。また今年からの変更点として、スイーツの事前予約が可能となりました。こちらについても文末で紹介します。
「箱根スイーツコレクション2024とは」
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「箱根スイーツコレクション」は、2008年春、小田急箱根グループの箱根情報サイト「箱根ナビ」の3周年企画から始まりました。2024年の参加施設は全部で31店舗。今回新しく参加を決めた施設も複数あります。
毎回テーマを決め、箱根エリアのホテル、美術館、カフェなどの飲食店が期間限定でテーマに沿ったスイーツを提供してくれます。今だけしか食べられない凝ったフォトジェニックなスイーツがたくさん登場することから、女性を中心にこの季節の箱根を楽しみにしている人もたくさんいます。
2024年春のテーマは「春を祝おう!パーティースイーツ」。春の訪れを喜ぶとともに、「ぜひ箱根に遊びに来てください!」と、ようやく堂々と言えるようになった観光施設の方々の熱い気持ちが伝わるような明るく楽しいテーマです。
たくさんスイーツがありすぎて迷っちゃう!選ぶためのアドバイス
![かまぼこ型ですがかまぼこじゃないんです。 鈴廣かまぼこの里 汐風カフェ(かまぼこの形の苺づくしケーキ)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708677150509.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
なにしろ31種類もスイーツがそろうので、どれを選ぶか迷っちゃいますよね。今まで何回も箱根スイーツコレクションを取材してきた筆者の体験から、いくつか考えてみたいと思います。
場所で選ぶ
![楽しくシュワッとピーチメルバにクラフトキャンディーを添えて。 デリandカフェ みつき(ピーチメルバとキャンディ フルーツ ファッション)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708678163913.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
箱根は広いです。一般的な箱根観光のコースといえば、登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイ、遊覧船、場合によっては路線バスも使って箱根湯本から芦ノ湖までを一筆書きで一周することが多いです。
とはいえ、箱根の玄関口である箱根湯本をじっくり楽しむ旅や、仙石原や宮ノ下を中心に観光したい場合もあるはずです。
自分の移動ルート上にある施設に絞って、気になるスイーツを探すのは効率が良い方法です。
タイプで選ぶ
![王道の苺たっぷりパフェ。 湯本富士屋ホテル[ラウンジ ウィステリア](プリムヴェール~春の訪れ~)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708677951718.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
高級感と素材のクオリティー重視なら、ホテルのスイーツがオススメ。ただしボリュームと比較してお値段も高めです。
楽しさと手軽さなら日帰り施設(カフェや茶屋、日帰り温泉の食事処など)のスイーツがオススメ。見た目が可愛らしいものが多く、お値段の割にボリューミーなものもあります。
またどちらにも入りませんが、独創性や物語性重視なら、アートな美術館のスイーツがオススメです。
ただし、これは個人的にこれまでの傾向から大雑把に分けたものなので、全てがそうというわけではありません。あくまでも参考程度に留めてください。
箱根スイーツコレクション2024のおすすめスイーツを紹介!
ここからは、箱根スイーツコレクション2024プレス向け試食会で、筆者が実際に食べてみてオススメしたいと思ったスイーツを紹介します。
ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ[リビングルーム]
![ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ[リビングルーム](うららか)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708678259773.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
箱根スイーツコレクションでいつも密かに楽しみにしているのが、「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」のスイーツ。とても洗練されているのです。
今回の「うららか」と名付けられたスイーツは、苺とベリーのムースにフルーツを添えて。立てかけるように置かれたオフホワイトの欠片は、チョコレートかと思ったらなんとレモン風味のメレンゲ。口の中で淡雪のようにシュッと溶けて春の儚さを感じます。
山のホテル[ラウンジ・バー]
![山のホテル[ラウンジ・バー] (ラ・フェット プランタニエ(2人前))](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708678493848.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
印象的に使われた赤色がパーティーらしく華やかな「山のホテル」の「ラ・フェット プランタニエ」。甘みも食感も異なる組み合わせで、一つずつ味わって食べるのが楽しい。
![苺型のマカロンを半分に割ってみました。中のソースの組み合わせも凝っています。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708687753230.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
赤いシュークリームはザクっとした歯ごたえにドキッ。可愛い苺型のマカロンはベリーがとても効いています。
富士屋ホテル[ラウンジ]
![富士屋ホテル[ラウンジ] (苺マーブルケーキ寄木細工風(コーヒー又は紅茶付き))](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708678560629.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
最初、レンガのようなデザインだと思った「富士屋ホテル」のマーブルケーキは、実は箱根の伝統工芸である寄せ木細工をイメージしているそう。そう言われてみればなるほどです。
クリームはあえて生クリームではなくどこか懐かしさのある味わいのバタークリームを採用。お皿を彩るシャーベットのさわやかさが、ケーキの甘さと程よいバランスを保ちます。
箱根ハイランドホテル[ラウンジ]
![箱根ハイランドホテル[ラウンジ] (苺のフレジエ 春満開の花束仕立て)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708678647996.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
フルーツ大好きな人にオススメしたいのが、箱根ハイランドホテルの「苺のフレジエ 春満開の花束仕立て」。色どりも華やかで美しい。
そして甘みと酸味だけでなく、チュールレースをくしゃっとさせたような見た目の焼いたクレープの皮が、ほどよい塩味を足しています。砕いたサブレとチョコのザクザクとした食感、一番底にはさっぱりした味わいのジュレがチュルン。混ぜて食べると味変できます。
箱根強羅公園[一色堂茶廊]
![箱根強羅公園[一色堂茶廊] (さくらアフタヌーンティー(紅茶付き))](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708678720554.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
おめかしして食べたいホテルスイーツだけではなく、ここからはもっと気軽に食べられる日帰り施設のスイーツを紹介します。
ちょうど強羅のあたりでランチタイムになりそうなら、箱根強羅公園[一色堂茶廊]の「さくらアフタヌーンティー」はいかがでしょう。ランチのサンドイッチとデザートのスイーツがいっぺんに楽しめちゃいます。
サンドイッチの具は4種類からセレクト可。けっこうなボリュームがあるので、ランチタイムではなくお茶の時間なら、1つ注文してお友達やカップルでシェアもOKです。
cuーmo 箱根
![cuーmo 箱根 (HOSHI-OBORO)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708678780232.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回オススメするスイーツの中で、一番手軽なのがこちら、cuーmo 箱根の「HOSHI-OBORO」。なんたって片手で持てますからね。
見た目はメルヘンな色合い。ドリンクはミルクティーで、その上にミルクフォームとストロベリーホイップが乗り、お星さまのような"あられ"浮き星を散らしています。雲のようにふわふわで、夢のようにパステルカラー、そして意外と浮き星のザクザクした食感がくせになります。
甘酒茶屋
![甘酒茶屋 (ふわっふわっ餅(抹茶付き※温・冷選択可))](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708678825989.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
最後に紹介するのは見た目が完ぺきに和風なのに、食べてみると意外な味わいの「甘酒茶屋」の「ふわっふわ餅」。
![ココナッツの味がするのにお茶と合わせるとまたグッド。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708688354332.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ココナッツがたっぷりまぶしてあるので、口に入れるとどこかハワイア~ン。ヘルシーなおからパウダーもまとって、ふわふわでありながらお餅自体にはしっかりとした弾力も。見た目はシンプルなのに、その意外性も含めてとても楽しめるスイーツでした。
ここで紹介したのはほんのごく一部
![きなこ、さつまいも、抹茶,つぶあん、黒ごま、桜、みたらしとそろいました。 仙石原茶屋(仙石原「春のおはぎ祭り」(ほうじ茶付き))](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/izumiyoshika/article/01677807/image-1708689653001.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
筆者が試食したスイーツの中から、特に美味しく印象に残ったものを中心に紹介させていただきましたが、箱根スイーツコレクション2024にはまだまだたくさんの限定スイーツが登場します。
一つと言わず、ぜひ2つ、3つと箱根観光とともに巡って楽しんでください。
2024年はスイーツの予約ができる!
2024年から箱根スイーツコレクションのスイーツは、オンラインで事前予約ができるようになりました。これまではスイーツの多くが1日限定〇〇食となっていて、営業時間内にお店に入っても、食べられないことがままありましたが、今年からは事前予約しておけば、その心配はいりません。助かりますよね。
予約はスイーツ1品から、小田急ロマンスカー特急券や宿泊施設との組み合わせまで可能です。詳細は箱根スイーツコレクション2024公式サイトでご確認ください。
箱根スイーツコレクション2024
場所: 神奈川県足柄下郡箱根町(箱根エリア)
イベント期間:2024年3月1日~4月22日
公式サイト:箱根スイーツコレクション2024(外部リンク)
取材協力:箱根スイーツコレクション2024