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【片付け】潔く捨てられる!整理収納アドバイザーの「捨てる基準」3選

川崎みさ暮らしの講師

もと海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。

皆さんは「片付け」は得意ですか?わたしは30年間ずっと苦手でした。特にモノを捨てるのが苦手で、「そのうち使うかも」「もったいない」と思ってしまい、片付けが進みませんでした。しかし、大人になってから片付けを学び、自分なりに「捨てる基準」を決めてから少しずつモノを捨てられるようになりました。

1.しばらく使ってないモノは捨てる

この「しばらく」という感覚は、人によって違います。わたしは、片付けを始めた最初の頃に「1年使わなかったら捨てる」という基準を知って、「1年は短すぎじゃない?」と不安になりました。ですので、3年や5年など、まずは自分なりに「これくらい使ってなかったら捨ててもいいかも」と思える、ムリなく捨てられる基準を決めましょう。自分で期間を決めるだけで、以前より苦しむことなくモノを捨てられるようになりました。

最初は、「5年使ってないモノは捨てる」からスタートしても、捨てることに慣れてくれば、「3年使ってないモノは捨てる」「1年使ってないモノは捨てる」と、自然と捨てる基準もレベルアップしていきますよ。

2.使わなくなったら捨てる

線がガタガタになった定規
インクの出にくいペン
古い方のしゃもじ など

使わなくなったけど放置しているモノは、潔く捨てましょう。きっとこれから先も、もう出番はありません。

3.増えたら捨てる

コンビニの使い捨てスプーン
ビニール袋
わりばし
紙袋 など

「いつか使うかも」と、だんだん増えてしまうモノは、使う頻度や収納スペースを考えて「取っておく数や量」を決めましょう。「使う頻度」で取っておく数を決める時は、紙袋なら1カ月に2枚は使うから1年分で12枚あれば足りると、「使う分」を計算します。「収納スペース」から取っておく量を決めるときは、「この引き出しに入る分だけ」「このカゴに入る分だけ」と決めて、あふれた場合は間引いて捨てるようにすると、増え過ぎません。

整理収納アドバイザーの「捨てる基準」3選

1.しばらく使ってないモノは捨てる
2.使わなくなったら捨てる
3.増えたら捨てる

片付けって本当に難しいですよね。特に、「モノを捨てるのはもったいない」と言われて育った方は、モノを捨てることに罪悪感や抵抗感があります。また、テレビや雑誌に出るような片付け上手な方の「捨てる基準」は、自分にはハードルが高すぎると感じたことがあるのは、きっとわたしだけではないはず。

そこで自分なりの「捨てる基準」の出番です。最初から「苦しい」「大変」では、片付けをやり続けることが難しくなってしまいますので、ぜひ「自分でもできる」基準にして、少しずつ片付けを進めてくださいね。

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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