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【介護あるある】手の震えを抑える工夫・書類サイン編。見られていると震えるんです。

↓YouTubeでは、音声付きの漫画を見られます。

「ここにサインお願いしま~す」

「はいはーい」と快く返事をした祖母でしたが…

「か…書けない!」

なんと、祖母は手が強く震えてしまい、文字がほとんど書けなかったのでした。

書きなれているはずの自分の名前を書くときでさえ、なかなか書けないときがあります。

この振戦、不思議なことに、書いているところを見られると、ますます震えが強くなりがちなんです。

書かなきゃ…と思えば思うほど、手の震えが強くなってしまうことが多いです。

そう、この手の震えは、「自分の意思でコントロールする」のがとても難しいんです!

自分の意思とは反対に、震えが強くなっていくと、不安な気持ちになりますよね。

手の震えが出てしまったときは、とにかく気持ちを落ち着かせて、リラックスしましょう!

ペンも一度置き、書かなきゃという不安から少し解放されましょう。

手をにぎってあたためたり、ハンドマッサージをすると気持ちも落ち着きますよ。

震えがひどく、どうしても字を書くのが難しい場合は、家族の代筆が可能かどうか、提出先に確認してみましょう。

震えが心配でも、じっと見つめず、一歩離れて温かく接しましょう。

見つめられると、ますます震えがひどくなります。

周囲の人の理解と思いやりが大切ですね。

この頃"本人の"サインが必要な書類が多いですね。年々増えているような気がします。

このサインは、本人のため、それとも相手の会社のため、どちらなんでしょうか?

念の為に求められる、必要のないサインも多いように感じます。

手が震えてしまい、文字が書きづらい人もいる、ということが、もっと広く知られて、電子署名の普及など、サインに寛容な社会になってほしいと思います。

介護福祉士として通所介護(老人デイサービスセンター)や訪問介護(ホームヘルパー)の現場で働いてきました。研究会での発表や、学術誌へのケースレポートの投稿なども積極的に行なっています。また、子どもの頃から好きだった漫画やイラストを描くことで、認知症の知識や介護のコツをわかりやすく伝えることを心がけています。

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