【片付け】キッチンの水切りカゴを捨てたらどうなった?
元海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。
皆さんは「片付け」は得意ですか?わたしは片付けが苦手で30年間ずっと悩んできました。しかし大人になってから片付けを学び、なくても代用品でなんとかなるモノも意外と多いことに気が付いてから以前よりラクにモノを手放せるようになりました。
そして、モノを減らすと暮らしやすくなったため「捨てても大丈夫かも」「他で代用できるかも」と考えるようになり、引っ越しを期に14年間愛用していた「キッチンの水切りカゴ」をこの度、処分してみました。
「水切りカゴ」への悩み
水が底に溜まりカビが生える
定期的にハイターする手間がかかる
生活感が丸出しになる
ただでさえ狭いのに場所を取る
など、長年「水切りカゴ」への不満や悩みがあったものの、洗い物は毎日のことなので「しょうがない」「そういうものだ」とあきらめていました。
引っ越し先で大ピンチ「置く場所がない」
「水切りカゴ」を手放すキッカケになったのが引っ越しです。新しいキッチンは今までよりスペースが狭くて、水切りカゴと食器洗い乾燥機を両方置くスペースがありません。
そこで「水切りカゴ」「食器洗い乾燥機」どちらを捨てるか悩んだ末に、便利さを優先し「食器洗い乾燥機」を残して「水切りカゴ」は捨てることにしました。
洗い物の「水切り」どうする?
そこで問題になったのが「洗い物の水切り」です。
洗ったらすぐに拭く
シンクにはめて使う水切りカゴを買う
なども検討しましたが、洗ったあとに毎回食器を拭くのは面倒で現実的ではありません(わが家にはフキンもない)。また、シンクにはめて使うタイプの水切りカゴは、洗い場が狭くなって使いづらそうという理由から断念しました。
そうだ!家にあるモノで「水切り」しよう
そこで思いついたのが、未使用のまま取っていたハンカチタオルを敷いて洗った食器を自然乾燥させる方法です。「やってみてダメだったら別の方法を考えよう」と、軽い気持ちで始めたのですが、これが今のわが家にはピッタリの方法でした。
鍋やフライパンを洗ったり、洗いモノが多い時はハンカチタオルを2枚出して使えばいいので、今のところ「食器を置くスペースが足りない」ということもありません。
食器が乾いたら、湿ったタオルハンカチは洗濯機にポイッ。どうせ毎日洗濯するのでハンカチが1枚増えたところで、特に負担もありません。
「水切りカゴ」時代のように定期的にハイターする手間もなくなり、洗いモノがないときにはキッチンカウンターがスッキリするところも気に入っています。今まで「必需品」だと思っていた「水切りカゴ」が意外となくても大丈夫だと気が付いたのは、まさに片付けK点越えの新発見でした。