Yahoo!ニュース

【葛飾区】堀切菖蒲園のライトアップが圧巻!今日6月8日(土)も開催、19時から21時まで

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

都内屈指の花菖蒲の名所「堀切菖蒲園」では、6月7日(金)と8日(土)の二日間限定夜のライトアップを開催中です。見渡す限りの花菖蒲が明かりに照らされて浮かび上がる様子は、圧倒的な美しさ。しかも入場無料です!初日にこちらのイベントを見た様子をご紹介します。
(写真はすべて2024年6月7日撮影)

正門横のライトアップの看板
正門横のライトアップの看板

京成線「堀切菖蒲園駅」から歩いて10分ほど、閑静な住宅街に堀切菖蒲園があります。ライトアップ初日の7日は天候にも恵まれ、多くのお客さんが明かりに照らされる花々を見に訪れていました。ライトアップの時間は19時~21時。18時に一旦門が閉められた後、一時間で照明等が準備され、再び開場となります。

ライトアップされた園内
ライトアップされた園内

明かりに照らされた夜の堀切菖蒲園に一歩足を踏み入れると、昼間とはまた違った美しさ。今まさに見頃の花菖蒲たちが、光を受けて幻想的に輝いているのです。艶やかな花で埋め尽くされた圃場が、ライトアップで闇夜に浮かび上がる様子は、まるで青紫色の絵巻物を見ているよう。鮮烈な眺めが目に焼きつきます。

花菖蒲が浮かび上がる圃場
花菖蒲が浮かび上がる圃場

青紫色の絵巻物のような眺め
青紫色の絵巻物のような眺め

園内を照らしているのは、投光器だけではありません。堀切地区の小中学生たちが絵を描いた行燈も、やわらかい光で園内を照らし出しています。遊歩道や八つ橋の上には竹灯篭がずらりと並べられており、夜間の足元も安心です。
行燈や竹灯篭の雅やかな明かりは、端正な日本庭園にぴったり。風情があります。

行燈の光が園内を照らす
行燈の光が園内を照らす

竹灯篭が置かれた太鼓橋。この橋はライトアップ中は通行禁止
竹灯篭が置かれた太鼓橋。この橋はライトアップ中は通行禁止

園内東部の杜若池と睡蓮池のそばでは、藤棚と萩のトンネルを、青いライトが彩っています。池のそばに植栽された、江戸時代から伝わる「菖翁花」の数々が、青い光に映えています。

萩のトンネルの青いライトに映える「五湖の遊」
萩のトンネルの青いライトに映える「五湖の遊」

これほど見事な堀切菖蒲園のライトアップが、二日間だけの開催なんてもったいない…と思わずにはいられません。ぜひたくさんの方に見ていただきたいイベントです。
なお、入場開始直後は園内がかなり混雑していますが、20時を過ぎると人出は少しずつ落ち着いてきます。ゆっくりライトアップを楽しみたい方には、20時過ぎの来場がおすすめです。

じっくり眺めたい夜の花菖蒲
じっくり眺めたい夜の花菖蒲

堀切菖蒲園のライトアップは、本日6月8日(土)19時から21時まで開催されます。神秘的な光に照らされた花菖蒲を見に、ぜひ足を運んでみてくださいね。期間限定の美しさをお見逃しなく!

名称: 堀切菖蒲園
所在地: 東京都葛飾区堀切2-19-1
電話番号: 03-3697-5237
開園時間: 9:00~17:00 ※ 2024年5月27日(月)~6月25日(火)は8:00~18:00
花菖蒲のライトアップ: 2024年6月7日(金)・8日(土)19:00~21:00
休園日: 年末年始(12月29日~1月3日)
入園料: 無料
アクセス: 京成線 堀切菖蒲園駅から徒歩約10分
公式案内: https://www.city.katsushika.lg.jp/institution/1000096/1006888.html

【関連記事】
【葛飾区】堀切菖蒲園で色とりどりの花菖蒲が見頃を迎える!大輪の花が水鏡に映える優美な光景(2024/6/1)

【葛飾区】都内最大級の花菖蒲の楽園、水元公園の「花菖蒲園」が見頃!水が張られた菖蒲田を彩る大輪の花々(2024/6/6)

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

ASA24の最近の記事