尾崎里紗が、マイアミオープンテニスの予選初トライで、本戦に勝ち上がる
尾崎里紗(WTAランキング87位、3月20日付け、以下同)が、マイアミオープンの予選に初めてのトライしたが、見事2回勝ち上がって、初の本戦出場権を手にした。
マイアミオープンは、女子ワールドテニスWTAツアーで、1年に4大会しかないプレミアマンダトリーのグレードで、世界4大メジャーのグランドスラムに次ぐハイレベルな大会だ。そのため予選でもレベルが高いため、勝ち上がるのは決して簡単ではないが、尾崎はセットを落とさないで勝ちきってみせた。
特に、予選決勝では、第10シードの尾崎が、第14シードのジュリア・ボザラップ(97位、アメリカ)に対して、得意のフォアハンドストロークで主導権を握り、第1セットを競った末に7-5で先取すると、第2セットは、尾崎のストロークがさらに良くなり、ボザラップの戦意を喪失させて一気に突き放し6-0で取った。「今日はよかったが、まだまだです」と控えめに語った尾崎だが、このままコンディションが上がっていけば、本戦での活躍も期待できる。
尾崎は、本戦1回戦でルイーサ・チリコ(63位、アメリカ)と対戦する。