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めんどうな衣替えは1日で完了させなくてOK!もっと楽で失敗のない方法とは

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

9月も後半になり、朝晩が過ごしやすくなりました。少し肌寒さを感じるようになったら「衣替え」を考える人も多いでしょう。

しかし衣替えはめんどうです。

休日を利用して1日で衣替えをやってしまおうと決意するも、結局終わらなかったり、

ある日を境に季節がいきなり夏から秋に変わるわけではないので、夏物をしまったのに気温が高いことがあり後悔した経験のある人は多いのではないでしょうか。

そこで今日は失敗しない衣替えの方法を紹介します。

衣替えは数回に分けて行うのがいい

衣替えはたった1日で終わらせる必要はありません。

1回でやろうとすると集中力も切れ疲れてしまうので、計画的に数回に分けることをおススメします。

例えば9月下旬の今、第1弾衣替えとして

①ノースリーブなどのいかにも夏を感じさせる服をしまう
②薄手のニットやカーディガン、ブラウス、秋のカラーの服を出す

9月の下旬の今は着ることのない盛夏の服と、今後1か月~2か月の間で着る服を入れ替える作業をします。

盛夏の服のイメージ
盛夏の服のイメージ

夫婦と4人の子どもがいる我が家では1階にオンシーズンのクローゼット、2階にオフシーズンのクローゼットがあるので、先日2階に上がるついでに、いかにも夏を感じさせる服を数枚2階へ移動させ、その代わりに薄手の長袖のカーディガンやワンピースなどを1階に降ろしました。

子どもたちは、朝、寒さを感じるようになると勝手に長袖の服を2階から引っ張りだしてきますが、それでは1階のクローゼットは服でいっぱいになってしまうため、

子どもに「また来年の夏に着る予定の服を階段に置いて」とお願いし、階段に置いてもらうことが多いです。(サイズアウトしたり、汚れや痛みが激しい服もその時に教えてもらっています)

子どもの衣替えの方法はコチラの記事をご覧ください
※Yahoo!クリエイターズ記事より
4人の子の母が実践する「子ども参加型衣替え」のやり方とその大きなメリット

2回目は本格的に寒さを感じる11月に

そして11月上旬の寒さを感じるようになったころに第2弾衣替えをします。

①残った夏服をしまう
②厚手のニットなど本格的な冬物を出す

衣替えは休日の晴れた日に、一日で終わらせるイメージがありますが、休日には予定が入ることもあるし、休日が晴れるとは限りません。

無理に1日で完了させず、2回に分けることで、時間をかけず負担なく行うことができます。

時期や回数はあくまで目安です。3回目として11月下旬に真冬にしか着ない極厚ニット系のものやコートや手袋などを出してもよいです。

また今は下着などで暖かく調整できるので、自分の肌感覚で時期を決めてよいと思います。

しまう夏服はグループにして収納するといい

9月下旬の第一弾衣替え、そして11月上旬の第2弾衣替えで夏服をしまう時には、それぞれをまとめてグループとして収納すれば、

来年の夏前の衣替えではこの逆の順番で、1回目に一般的な夏物、2回目にノースリーブなどの盛夏の服を、まとめて出すことができます。

ただし、衣替えは単なる衣類の入れ替え作業ではありません。

服は必ず量が増えていくものです。ただ夏物をしまうのではなく、一枚一枚服をチェックし必要な手入れをし、今シーズン着ていないモノは手放すことを考え、来シーズンも着たい服だけを選んで収納することが何より大切です。

これからの衣替えの時期に服の見直しを怠らないことが、使いやすいスッキリとしたクローゼットをキープすることにつながります。

次回は、いずれは衣替えをしなくていいようにするために、今からできることを紹介します。

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選ぶ暮らしラボ 藤原友子(ふじわらゆうこ)

1975年生まれ 大分県在住 結婚後片づけを始める。2012年整理収納アドバイザー1級。CTB生放送102回9年間出演。セミナー回数100回、受講生2000人以上で片づけの概念が変わると高い評価を受けている。

長男との片づけバトルを通して好きなモノを「選ぶ」ことが片づけには大事だと実感。

現在は片づけに興味があるなし関係なく、自分の人生をよりよくしたい人向けに、モノを選び残す楽しさと選ぶことにより暮らしが充実することを発信し、人それぞれが「自分の選ぶ」を楽しむ時代を作るため活動の幅を広げている。

二男二女の母で「いつもキレイではないが、すぐに片づく家」で暮らしている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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