津山にラグジュアリーな温泉!湯舟からお城も見える「ザ・シロヤマテラス津山別邸」
岡山県の温泉と言えば湯原温泉・湯郷(ゆのごう)温泉・奥津温泉の美作三湯(みまさかさんとう)をイメージすることが多いのですが、その美作三湯の玄関口にあたる津山でも、天然温泉に入ることのできるホテルがありますのでご紹介します。
ホテルニューアワジグループの「ザ・シロヤマテラス津山別邸」は、津山藩の城下町として栄えた津山に2019年2月27日に開業しました。
「ザ・シロヤマテラス津山別邸」の「津山温泉 城見SPA」
ホテル8階の浴室は「津山温泉 城見SPA」と呼ばれ、その名の通りお城を望むロケーション。
まず暖簾から凝っています。館内で使われている印象的な暖簾は、勝山町並み保存地区で暖簾制作を行っている「ひのき草木染織工房」の染織家 加納容子さんの作品。こちらを潜ってお風呂へ向かいましょう。
こちらで使用している温泉は弱放射能泉の百々温泉。浴室は2つあり、夜の間に男湯女湯の入れ替えが行われます。ですから泊まったらぜひ夜と朝風呂と2回入って両方を体験してみてくださいね。
エレベーターから近い方の浴室は、よりお城が間近に見えます。
特に露天風呂からはほぼ真正面に津山城!
この額縁の中の絵のような備中櫓が、城見SPAの最大の見どころです。ちょうど露天風呂の脇に座るところがありますので、そこに座ってぜひこの景色を堪能してほしいです。
ちょうど現代の町並みが隠されて、復元されたお城だけが浮いているように見えるこのにくい演出。素晴らしいではありませんか。
露天風呂の一部は寝湯になっていて、これがまたほどよいカーブが体にフィットし、しかもすべりにくいのでとても寝心地が良い。
本格的なサウナもあるので、サウナ―の方にもおススメできます。
サウナの後は水風呂ですっきりと。
ちなみにエレベーターから遠い方の浴室からも津山城は見ることができます。こちらからの津山城は少し横にずれて控えめな雰囲気。
湯上りにくつろげる「湯上りラウンジ」もラグジュアリー感があります。汗が引くまでここで涼んでいるのもオススメですよ。
「ザ・シロヤマテラス津山別邸」のお部屋と朝食も紹介
温泉だけでなく、客室や朝食も紹介しましょう。
テラス付きモデレートツインの客室一例。ベッドの寝心地やソファーの座り心地が程よい沈み具合でとても良く、テラスからはお城が望めます。ただし8階の城見SPAの方がより大きく見えていました。
寝る時は浴衣ではなくパジャマの方を使いましたが、柔らかく肌触りの良い生地で快適でした。
朝食はブッフェ式。地産地消の食材を使って岡山県の郷土料理などがいただけますが、特にオススメなのはライブキッチンの握りたておにぎり。
たかがおにぎりなんてと思うなかれ。口の中でほろほろと崩れる絶妙の握り加減は感動的です。ぜひ食べてみてください。
津山に天然温泉!と最初はかなり意外でしたが、泊まってみればとても快適な滞在ができる上質なホテルでした。津山をはじめとした岡山県北部の観光のベースにオススメします。
ザ・シロヤマテラス津山別邸
住所:岡山県津山市山下30番地1
電話:0868-24-2111
公式サイト:ザ・シロヤマテラス津山別邸(外部リンク)
取材協力:ザ・シロヤマテラス津山別邸