あの球場最後のホームランはやっぱり◆最初のアウトの前に11人が出塁…【6月27日のMLB】
◆2016年6月27日
シカゴ・カブスのクリス・ブライアントが、ホームラン3本と二塁打2本を打つ。1試合5本の長打は最多タイ。1900年以降に記録した選手は、2017年9月3日のホゼ・ラミレスを含めても10人だけ。こちらは、ホームラン2本と二塁打3本。10人中5人の長打はこの組み合わせで、ブライアントをと同じ組み合わせの長打5本はいない。他は、ホームラン4本と二塁打1本が3人、ホームラン1本と二塁打4本が1人。
◆2003年6月27日
ボストン・レッドソックスが、1回裏に最初のアウトを記録するまでに11人続けて出塁する。ホームランと三塁打が各1本、二塁打が3本、単打が5本、四球が1。フロリダ・マーリンズの2投手が、まったくアウトを取れずにマウンドを降りた。
◆2002年6月27日
クリーブランド・インディアンズがバートロ・コローンとティム・ドルーをモントリオール・エクスポズへ放出し、その見返りとしてクリフ・リー、ブランドン・フィリップス、グレイディ・サイズモア、リー・スティーブンスを獲得する。トレードの構図としては、29歳のエース(コローン)と若手3人(リー、フィリップス、サイズモア)の交換。インディアンズが手に入れた3人は、その後――すべてがインディアンズ時代というわけではないが――オールスター・ゲームにそれぞれ3度以上選ばれた。
◆1999年6月27日
シアトル・マリナーズが本拠地としてきたキングドームで、最後の試合が行われる。球場最後のホームランは、1回裏にケン・グリフィーJr.が記録。グリフィーはセンターを守り、4回表にテキサス・レンジャーズのホアン・ゴンザレスが打った「ホームラン」をもぎ捕った。翌月15日にセーフコ・フィールドがオープン。球場初ホームランは、3試合目の17日にマリナーズのラス・デービスが記録した。
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