飲む焼サバ定食!ラーメンマニアがざわついた「奥倫道」の斬新すぎる炭火焼濃厚中華そば
個性的なラーメン屋が多い浜松町・大門エリア。「炭火焼濃厚中華そば 奥倫道」の鯖ラーメンは、ラーメンなのに焼サバ定食を食べていると、味覚がバグってしまう斬新な味。魚好きは一度食べるとハマる!ここでしか食べられない激ウマラーメンです。
ラーメン激戦区大門に2021年12月オープン
仕事の関係で14時から16時の間にお昼ご飯を食べることが多い筆者。必然的にこの時間営業しているお店となると、ラーメン屋さんとなります。好きなラーメンはオーソドックスな中華そばなのですが、大門は他にはないラーメン屋さんが多く、つい冒険してしまいます。
この日は、今までにないラーメンスープとラーメンマニアで話題の「炭火焼濃厚中華そば 奥倫道」へと出かけました。大門駅から歩いて3分ほど、浜松町駅からも6分くらいでしょうか。
2021年の12月にオープンしたばかりだそうで、ラーメン屋とは思えないちょっと高級感のあるおしゃれな外観。店内はL字のカウンターです。
定食やと間違えそうなメニュー
入って右手にある券売機で食券を購入します。
鯖・鰯・秋刀魚・烏賊・鮭・鯵と並んでいて、あれ、定食屋だったっけ?と一瞬錯覚してしまいそうなメニュー。さらに、栗・茸と、やはりラーメン屋とは思えないメニュー。
トッピングはカウンターに座ってから追加できます。
鯖を実食
何をオーダーしていいか悩んで店主におすすめを聞いたところ、まずは鯖でしょうということで、鯖をオーダー。トリュフ煮卵も追加。
しばらく待って着丼。
着丼?
まるで定食のようだわ。
ラーメンのまわりには、チャーシュー、焦がしネギ、玉ねぎのみじん切り、海苔。
スープがさめない熱々の状態で食べられるよう、トッピングは別皿の定食スタイルで供されます。これならスープと麺、本来の味が楽しめますね。
トッピングをのせると、こんな感じ。
実は運ばれてきたときから、ラーメンではなく焼魚の匂いが。
スープをひとくち飲んで衝撃!
焼サバです!まごうことなく、これは焼サバなんです。飲む焼サバ。
秘密は焼いたサバを丸ごとミキサーにかけペースト状にしたものを、あご出汁とあわせてスープにしているんです。
だから、焼サバの味なんですね。
こちらのお店は、炭火焼干物定食「しんぱち食堂」と同系列なんです。なので、焼魚のおいしさはお墨付きなんですよ。でも、それをスープにするなんて。
そして、これがとんでもなくおいしいのです。
濃厚なスープは、ストレート麺にほどよく絡んで、くどさは感じません。
麺は三河屋製麺製。
玉ねぎのみじん切りも、スープの濃さをおさえ、飲みやすくしています。(焼魚の大根おろし的なポジション)
トリュフ煮卵は、箸で割るとトリュフの芳香な香りが鼻をくすぐります。
濃いスープ+濃い卵 これがなぜかお不思議とマッチするのです。
味変には途中で山椒を。
普段スープを残す派なのですが、気づけばほぼスープを飲みほしていました。
+150円の「定食」とついたメニューは、ライスつきです。ラーメンライス。
残ったスープにライスを入れて食べると、それこそ焼魚定食になるそうですよ。
ライス以外に海苔の佃煮と胡瓜の漬物つき。
他のメニューも気になります!
店長のおすすめは烏賊だそうです。
3種の烏賊をミンチにして、烏賊の食感も残してスープにしているとか。
栗や茸(マッシュルーム)も食べてみたい!
近くにあったらメニューコンプリートしそうなラーメン屋です。
炭火焼濃厚中華そば 奥倫道
所在地 東京都港区芝大門2-1-18
営業時間 月~金 11:30~22:00、土・日・祝 11:30~22:00
定休日 無休(臨時休業有)
公式Twitter 炭火焼濃厚中華そば 奥倫道(外部リンク)