おいしいチーズといえばヨーロッパを思い浮かべる人も多いと思いますが、実は今アメリカのチーズもどんどんおいしくなっているんです。日本人がまだ食べたことがない、いや、アメリカでも一般の人はあまり口にしたことのない高級チーズを、たった1,100円で食べることができるイベントが丸の内で開催中です。

10月31日～11月9日だけのポップアップストア

東京丸の内にあるMarunouchi Happ.Stand&Gallery。10月31日（月）～11月9日（水）の10日間限定で、アメリカン・スペシャリティチーズ・ポップストアがオープンしています。

アメリカのチーズって、あまり聞かないですよね？1620年イギリスからメイフラワー号でアメリカに渡ってきたとき、荷物の中にはチーズがあったそうです。それから400年。アメリカのチーズは独自の進化を遂げ、いまや1000種類以上のチーズが作られています。

そして、実はアメリカのチーズ生産量は年間600万トンで世界最大なんですよ。日本には年間36,000トン輸出してて、ヨーロッパより多いんです。

まぁ、私もイベントに参加するまで知らなかったのですが…。

アメリカのチーズというと、ハンバーガーやホットドッグにかかっていたり、マッケンチーズのように、あまりメインで食べるイメージがなかったのですが、最近のチーズは世界の様々なコンテストで賞をもらうスペシャリティなチーズが増えているんです。

お値段もそれなりにお高くて、アメリカでも食べられるのはセレブな人たち。一般の人は、なかなか口にできないそうなのですが、今回のポップアップ・ショップでは、なんと7種類の高級チーズの盛合せが1,100円（税込）でいただくことができます。

盛合せはチーズそのものの味はもちろん、ジャムやアーモンド、ピクルスなどとあわせて、様々な味の変化も楽しめます。

3種類のワインとのペアリングが楽しめるセットも2,200円（税込）。この値段を聞いて思わず「安！」と言ってしまった私です。

アメリカン・スペシャリティ・チーズプレート実食レポート

アメリカン・スペシャリティ・チーズプレート 3種類のワインとのペアリングセットを提供していただきました。

チーズのセレクトは、チーズプロフェッショナル協会の松山重信会長。

チーズの知識がなくても大丈夫！一緒にチーズとワインの楽しみ方を書いたパンフレットがもらえます。

マリアージュを担当したのはフード＆ワインスペシャリストの小枝絵麻さん。

ウォッシュチーズのジャスパーヒル ウィロビーは、ミルキーで全然クセがない！チーズが苦手な人も食べやすいチーズ。

爽やかなジラード・ソーヴィニヨンブランとあわせると、ジャスパーヒル ウィロビーのコクが増します。

レモンジャムとあわせると、口の中にはシトラスの香りが！

ちなみにジャスパーヒル ウィロビーは1個4,298円！

1個5,184円のスイートグラス グリーンヒルは、まるでバターのように濃厚！

濃厚なスイートグラス グリーンヒルに合わせるのは、濃厚なディアバーグ ヴィンヤード シャルドネ。アーモンドも一緒に食べると、また違った味わいに。

小枝さんいわく、黒七味をふると赤ワインにもあうそうですよ。

ビーハイブ ティーハイブは紅茶の香りが口の中に広がるチーズ！

他にもコーヒーの香りがするビーハイブ ベアリーハブというチーズも。

どのチーズも食べたことがあるようで、微妙に知っているチーズと違う。チーズ好きにはたまらない1皿です。

7種の盛合せは下記の通り。

• ビーハイブ ベアリーバズ
• ビーハイブ ティーハイブ
• ジャスパーヒル ウィロビー
• フェイスロック クロスチェダー
• プレザントリッジ リザーブス
• ローグ スモーキーブルー
• スイートグラス グリーンヒル

他にも期間中は、サンドイッチ各種、カレー、モントレージャックのマッケンチーズもメニューに登場します。

昔はアメリカのワインなんて…と言われていたのに、いまやカリフォルニアワインは世界中で飲まれています。今回紹介するチーズも、まだあまり知られていないけれど、これから大ブレークすること間違いなし！…かも（笑）

是非、この機会にアメリカのスペシャリティなチーズを味わってみて下さいね。