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【佐賀市】今が見頃!4万株が咲きほこる花しょうぶ園が6月16日まで開園中。

しろいリンゴ地域webライター(佐賀市)

佐賀市大和町で毎年開かれる「花しょうぶ園」。

しょうぶの花…なんとなく名前を聞いたことはあっても、ぱっとイメージが湧かない人もいると思います。歴史を辿ると、剣のようにまっすぐと上を向き伸びる葉の姿から、武士に愛されていたという説も。そして端午の節句で飾られることが多く子どもの成長を祝う花としても親しまれています。

県道48号(中極バイパス)を小城方向に進むと右手にあります。

カーナビは、「佐賀市立大和勤労者体育センター」に設定すると良いそうです。(電話番号:0952-62-3491)

この看板と、紫色の旗が目印です。

駐車場は約50台分。満車時は、しょうぶ園北側の芝生広場が利用できます。

この日は朝、土砂降りでしたが急に昼から快晴に。今だ!と思い寄ってみると、続々と車が。

すっかり青空が広がり、いい天気です!車を停めて、さっそく入口の受付へ。

入場料は大人(高校生以上)が510円小学生以上は300円。15名以上の団体だとだいだい1割引きになるようです。

受付の方に聞くと、ベビーカーも入場OKでした。ちなみに足元は基本、粗めの砂利道で、雨上がりでもスムーズに進めました。

入口の門をくぐると、白、紫の花しょうぶが一面に広がっています。奥の山や木も見渡せて、景色良好♪

背が高く、凛とした佇まい。余談ですが、花畑だと蜂などの虫もつきもの。しかしここではタイミングが良かったのか、花の性質なのか…虫と出会うことがなく、そこにも少し安心。

最初はぐるっとまわりを囲む通路を進みました。“あずまや”の手前には、あじさいも咲いていました。

右回りで進んだところ、手前から江戸系(古花、新花)、江戸系(新花)、肥後系、伊勢系、交配種、長井系…と種類がわかれて並んでいます。素人目線だと気づきにくいのですが、花弁の咲く密度、葉の色みや花色の多彩さなど、よく見ると細かな違いがあります。

これは花しょうぶの原種と言われています。昔は全国で見られたものの、今は数少なく貴重なものになっています。

最後は水の上にかかる橋の上を歩き、中心で咲く花を間近で眺めました。

蕾もちらほらと見受けられ、じわじわと咲く準備をしている花たちも。雨に濡れた花もまた美しく、趣があります。

ところどころに屋根付きの休憩スポットがあります。少し離れて、山や木を含む、自然が描く“絵”のような景色を眺めるのも良いですね♪

期間終了まで2週間!悩ましい天気が続きますが、雨の中、凛と美しく咲くしょうぶの花にパワーをもらいに行ってみませんか?

【施設情報】
施設名:花しょうぶ園
場所:佐賀市大和町大字川上3294
アクセス:佐賀大和ICより車で7分。
JR佐賀駅発バス「昭和バス中極経由小城行き」
        大橋バス停下車から徒歩6分。
開園期間:5月20日(土)~6月16日(金)
休園日:開催期間中は無し。
開園時間:9:00~18:00
問い合わせ先:0952‐58‐2863
     (佐賀市建設部 北部建設事務所)

地域webライター(佐賀市)

結婚を機に佐賀に移住して5年。ラスト20代の2児の母。記者の経験を生かしフリーライターとして活動を始め、ローカル情報や経済コラムなど執筆しています。趣味のドライブや料理、お店巡り、旅行などを楽しみながら、タイムリーで楽しい佐賀の情報をシェアしていきます!よろしくお願いします。

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