「そうめん」と「ひやむぎ」は何が違うの?料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
いよいよ、夏が到来しようとしています。なんだか、今年の夏は暑くなりそうな予感がします…(泣)
そして、夏の風物詩といえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?花火、スイカ割り、それともかき氷でしょうか?どれも夏に欠かせないものです。夏の風物詩の中でも、特に子どもに人気なのは「流しそうめん」ではないでしょうか?美味しいのはもちろんですが、何より楽しいですよね!
そんな、「そうめん」によく似た麺があります。それが…「ひやむぎ(冷麦)」
「そうめん」も「ひやむぎ」も夏の味覚ですが、見た目があまりにもそっくり。この2つの違いはどこにあるのでしょうか?あるいは無いのでしょうか?気になった方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 原料
- 製法
- 太さ
- まとめ
原料
「そうめん」と「ひやむぎ」の原料に違いはあるのでしょうか?
まず、そうめんに使われている原料は…「小麦粉」と「水」、「塩」と「油」です。それに対して、ひやむぎに使われている原料は、「小麦粉」と「水」、「塩」となっています。基本的にはひやむぎには油を使用しないのですが、製法によってはひやむぎにも油を加えることがあります。
そのため、原料の大きな違いは無いと言えます!
製法
続いて、「そうめん」と「ひやむぎ」の製法に違いはあるのでしょうか?
そうめんの製法は…延ばすことで糸のように細くする
ひやむぎの製法は…生地を薄く延ばし、刃物で切る
このように作られています。しかし、現在では製麺機が進化し、製造工程も多様化しているため、製法だけでは麺を区別することが難しくなっています。
太さ
続いて、太さです。
これがおそらく、「そうめん」と「ひやむぎ」の一番大きな違いでしょう。
その太さはJAS(日本農林規格)で定められています。
・そうめん:直径1.3mm未満
・ひやむぎ:直径1.3mm以上1.7mm未満
ちなみに…直径1.7mm以上の麺は「うどん」と呼ばれています。
まとめ
- そうめんとひやむぎの違いは「太さ」
- 本来、製法が違うが…現代ではほぼ同じと言っても良い
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