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辛いものが苦手な方必見!【韓国ライターおすすめ】主役ではないけど注文したいメニュー3選!

西嶋広美翻訳者(韓国語)/フリーライター
ソルロンタンのイメージ画像

食欲の秋!温かい鍋を囲みたい季節になりました。辛いチゲも食べたくなりませんか。

しかし私(筆者)は、チゲもよいけれど、辛くない韓国料理が無性に食べたくなることがあります。今回は、そんなときに注文するメニューを3つ紹介します。辛いものが苦手な方にもおすすめなので、ぜひ、チェックしてみてください。

■ケランチム

ケランチム(筆者撮影)
ケランチム(筆者撮影)

「ケランチム」とは、韓国の蒸し卵料理です。韓国語で「ケラン」が「鶏卵」、「チム」が「蒸し物」という意味になります。

アミ(セウジョッ)の塩辛を入れて、トゥッペギと呼ばれる土鍋で蒸すのが一般的。主な材料は卵と水で、具材としてはアミのほかに、ねぎや野菜類、唐辛子、塩こしょう、胡麻などが加えられます。また、水の代わりに出汁を使う場合もあるようです。

メイン料理ではなく基本的には副菜で、味もお店や家庭によって多少違います。

フワッとした卵料理ということで、よく「韓国の茶碗蒸し」と表現されるのですが、私が思うところでは違います。個人的には「しっかりとした厚焼き玉子とスクランブルエッグの間」といった感覚です!(どうでしょうか?)

■ソルロンタン

ソルロンタン(筆者撮影)
ソルロンタン(筆者撮影)

「ソルロンタン」とは、牛の肉や骨、内臓などを長時間(10時間ほど)煮込んだ乳白色のスープです。細い麺(グクス)が入ることもあります。

素材の旨味が生かされた、とても優しい味がします。似た料理に「コムタン」があるのですが、「ソルロンタン」はコムタンに比べて骨が多く入っていて、白濁しているのが特徴です。

)塩分を気にしなければならない場合は、控えることが推奨されているそうです。

■チャプチェ

チャプチェ(筆者撮影)
チャプチェ(筆者撮影)

「チャプチェ」とは、柔らかくもどしたタンミョン(唐麺)と呼ばれる春雨を炒めた料理です。漢字では「雜菜」と書きます。韓国の春雨はさつまいものでんぷんでできていて、日本の春雨に比べるとかなり太いのが特徴です。

具材に細切りにした人参や玉ねぎ、牛肉、しいたけ、ほうれんそうなどを炒め、しょうゆ、塩、砂糖などで味付けをします。最後に胡麻油で香り付けをして完成。

もちもちとしたタンミョンの食感と絶妙な甘さが後を引くおいしさ!
日本人の口にも合うと思います。

今回ご紹介した3品ともに味は濃い目ですが、とくに「ソルロンタン」は胃を少し休めたいときに食べることがあります。最近はスーパーやコンビニエンスストアでも見かけるので、気になった方はぜひ一度、食べてみてください。

“韓国歴” 30年以上の翻訳者兼ライターです。
長年の翻訳・取材経験などを生かし、さまざまな視点から韓国の記事を執筆中!
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翻訳者(韓国語)/フリーライター

小学生の頃から韓国が大好き!“韓国歴”は30年以上。神田外語大学韓国語学科卒(在学中「韓国外国語大学校」に交換留学)。大学卒業後は約18年間に渡り、韓流ポータルサイトのニュース記事(芸能・政治・経済・社会・スポーツ・北朝鮮)翻訳&コンテンツ企画業務に従事。インタビューや取材記事なども多数執筆。現在はフリーランスの翻訳者&執筆家(writer)として活動しています。

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