「カレールウがダマになる」←「防ぐには?」料理人の回答に…『勉強になる』『早く教えてよ』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「カレー」は好きですか?
カレーってなんで、あんなに飽きないのでしょうか。『朝昼晩カレー』と言われても私はいけます(笑)。これは料理人あるあるかもしれませんが、自分が食べる物にはあまり興味がないというか、情熱が湧かないことが多いんです。
余談はこれぐらいにしておき、今日の本題に入りましょう!
「カレー作り」の1番の悩みといえば…「ダマになる」ことではないでしょうか。
『ルウを投入して完成だ』と思いきや、期待していた滑らかなカレーではなく、ダマだらけの仕上がりになってしまった。←こんな経験ありませんか?
今回の内容を私の『Instagram』で発信して、感想をアンケート取ったところ…
42%の人が『勉強になる』と回答されました。また、多くの方から『早く教えてよ』との回答もありがたい事に頂きました!
※アンケートに協力してくれた方ありがとうございました。
ダマをどうやって防ぐのか、料理人ならではの秘訣をお教えします。カレーが好きな方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 「カレールウ」は何でできてる?
- いったん火を止めてからルウを入れる
- 濡らしたタオルを使う
- まとめ
「カレールウ」は何でできてる?
我々が普段、当たり前のように使っている「カレールウ」は、一体何でできているのでしょうか?
【カレールウは主に…】
・小麦粉
・油
・肉や野菜のエキス
・塩などの調味料
・カレー粉
また、とろみをつける成分があらかじめ入っているため、煮込んだ肉や野菜にカレールウを加えるだけで簡単にとろっとしたカレーが出来るのです。
いったん火を止めてからルウを入れる
市販で売られている、カレールウーの箱裏には必ずと言っていいほど『いったん火を止めてからルウを入れる』が書かれています。これはなぜなのか?
これは…お鍋の中が高温の状態でルウを入れてしまうと、ルウに含まれる「小麦粉」が膜を作り、ダマになって溶けにくくなってしまうから。
皆さんも、一度は経験があるのではないでしょうか。
つまり、ルウがダマにならない最大のポイントは「お鍋の中の温度を下げる」ことにあります。具体的には、80度以下まで下げると最も効果的だと言われています!
濡らしたタオルを使う
なので、ルウを入れる際はいったん火を止めてから入れるようにして下さいね!が今回の結論なら、私(料理人)としての存在価値がなくなってしまいます。
この記事を読んでいる、多くの方は『火を止めてからルウを入れてるのに…ダマになる』が悩みではないでしょうか?
これの原因は簡単で…「お鍋の温度がまだ高い」からです。
そんな場合に、ぜひ使って頂きたいのが「濡らしたタオル」
火を止めてからお鍋を、濡らしたタオルの上にしばらく(5分ほど)置いてから、ルウを入れるようにして下さい!こうすることで、80度以下まで下げることができるのです。詳しい手順はこんな感じです↓
① タオルを水で濡らし、しっかりと絞る。
② 濡らしたタオルを平らな場所に広げる。
③ 火を止めたお鍋をタオルの上に置く。
④ 5分ほど待ってから、ルウを入れて混ぜる
⑤ ガス台に戻し、とろみがつくまで弱火で混ぜながら加熱する。
まとめ
- ルウがダマにならない最大のポイントは、お鍋の中の温度を80度以下に下げること
- 『火を止めてからルウを入れてるのに…ダマになる』理由は、「お鍋の温度がまだ高い」から
- 濡らしたタオルの上に5分ほど置いてから、ルウを入れるとダマになりにくい