知ってる?ワサビが鼻に「ツーン」と来た時に試したい裏技「すぐおさまった」意外な方法
ワサビ特有の、鼻に「ツーン」と来る辛さ、一度はご経験があるかと思います。
「ツーン」という状態に入ると、しばらく食事どころではなくなってしまいますよね。
そこで今回は、家にある調味料を使って、ワサビの辛さを抑える裏技をご紹介します。
知っておいて損はないライフハックです。
家にある調味料とは
もったいぶらずに結論からお伝えします。
ワサビの辛さを抑える調味料は…
「マヨネーズ」です。
「ツーン」と来たらすかさず…
マヨネーズをひとさじ(小さじ1程度)、舌全体でなめてみてください。
不思議なことに、鼻に抜ける辛みが一瞬で治まります。
回転寿司など外で「ツーン」とした場合は、マヨネーズが用意できないこともあるはず。
そんな時は、「エビマヨ軍艦」「サーモンマヨネーズ」「海老アボカド」など、マヨネーズを使ったお寿司を、いざという時に備えて、確保しておくという手もありかもしれません。
なぜ辛みが抑えられるのか
いくつかの理由がありますが、分かりやすいものとしては、「味の感じ方」によるものです。
人間の舌は、辛みよりも酸味や旨味を先に感じやすいといわれます。このため、ワサビの辛さよりもマヨネーズの味が優先され、辛さが抑えられて感じます。
そういえば唐辛子はツーンとしない
ついでに「辛さ」に関する豆知識をもう1つ。
ワサビと並んで強い辛みをもつ「唐辛子」は、なぜ「ツーン」としないのでしょう。
答えは「辛味成分の違い」によるものです。
唐辛子は「カプサイシン」、ワサビは「イソチオシアネート」という辛味成分を持ちますが、両者の大きな違いは「揮発性(蒸発しやすさ)」。
イソチオシアネートは揮発性が高く、口の中に入れた途端に気体となります。
口を閉じた状態なので、気体は鼻から抜けることになり、その時に鼻腔を刺激し「ツーン」となるわけです。
一方で、カプサイシンは揮発性が高くないため、鼻に「ツーン」ときにくいというわけです。
辛さにも違いがあるということ、ぜひ豆知識として覚えておいていただければ幸いです。
ツーンとしない辛さを楽しむ
唐辛子の辛さが楽しめる「タバスコ」を活用して、日ごろの食事をアレンジすると楽しいです。
次の記事でも活用法をご紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
【裏技】納豆にタバスコって合うの?「絶対に食べたい」簡単アレンジ
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