【しりとり好きに朗報】世界遺産には「ん」から始まる貴重な場所が存在する!?
「しりとりしよう!」
長い列にならんでいるとき
ちょっとした時間があるとき
よくやりたくなる遊びの1つがしりとりですよね。
しりとりの負けになるのはおしりに「ん」がつくとき。次の答えがないからこそ成立するゲームですが、実は世界遺産には「ん」から始まる場所があるのです。今回はそんなちょっと変わった世界遺産についてご紹介いたします。
「ん」から始まる世界遺産はタンザニアにあった!
その名も、ンゴロンゴロ自然保護区!
タンザニア北部にある世界遺産です。絶滅危惧種を含めた約2万5000頭の動物が生息しているため、「世界の動物園」とも呼ばれています。
タンザニアはアフリカ大陸の赤道近くに位置する国。つまり、熱帯の地域です。そんな場所に動物たちの楽園があったのですね。また、ここでは動物たちとマサイ族が共存しています。彼らは放牧をしながら、密猟者の監視を行っているのです。
人と動物が共存している世界遺産。それがンゴロンゴロ自然保護区。
今回のテーマ、「ん」から始まる世界遺産の答えです。
ンゴロンゴロってどういう意味?
そもそも「ん」から始まる言葉に違和感があります。日本人にとっては発音がしにくいですが、それもそのはず。「ンゴロンゴロ」は「巨大な穴」を意味するスワヒリ語なのです。
なぜ巨大な穴なのか。
それは、ンゴロンゴロ自然保護区の中心は直径十数キロメートル大きなクレーターだからです。
そして、このクレーターは山に囲まれているため、乾季の影響を受けません。1年を通して温暖で水にも恵まれている地域なので、動物たちにとっての楽園を作り上げているのですね。
次のしりとりで使ってみよう!
いかがでしたか?「ん」からはじまる言葉なんて、ちょっと卑怯な気もしますね。でも、世界遺産として認定されている、人と動物が共存する楽園。しっかりと説明ができる立派な遺産です。
しりとり好きなあなたは、ぜひ次回披露してもらいたいと思います。