【ゴルフ】上がって飛ぶ ロングアイアンが打てるようになる練習方法
ロングアイアンは使わずウッド系多用の風潮
難しいロングアイアン
長くてロフト角が小さい(立っている)ロングアイアン(5番や4番)は、番手なりの飛距離を出すのが難しいクラブと言われている。インパクトで当たり負けやすく、球が上がりにくい。よって、ロングアイアンの代わりに、飛距離を出しやすいユーティリティーやフェアウェイウッドなどのウッド系クラブを多くのゴルファーは使っている。
ウッド系クラブ多用のデメリット
ウッド系のクラブのメリットは多少ミスヒットしても、ソコソコ上がってソコソコ飛ぶ、という点にある。例えば、アイアンのヘッドの根元はえぐれていて、根元に当たるとボールは大きく右に飛んでしまうが、ウッド系クラブのヘッドの根元はえぐれていないため、根元に当たってもソコソコ目標方向に飛ぶ。
しかしウッド系クラブの多用は、ゴルフが易しくなる一方で、ミスヒットがうやむやになり、ミスヒットになる原因を固めてしまうことにつながりやすくなる側面がある。
・ウッド系クラブ
・アイアン
ロングアイアンの練習方法
手首をこねたり(左手背屈:左手首を甲側に折る)、下から上にあおるようなスイング軌道になったりすると、ミスヒットにつながり球が上がりにくく、ヒットしたとしてもボールに力が伝わりにくくなる。
球が上がりにくいロングアイアンでは、高く上げようとするのではなく、逆に球を低く打ち出すイメージで練習すると良いだろう。インパクトでは、左手掌屈(左手首を手のひら側に折る)して、ロフトを立てる。立っているロフト角をさらに立て、人の身長をこえず、地をはうような超低弾道イメージだ。
その動きを取り入れることで、当たり負けせず、適正の高さで番手なりの飛距離を出しやすくなる。まずは、小さい振り幅のスイングから試すと良いだろう。
ロングアイアンが打てるようになると、ウッド系の精度がより良くなる
コースラウンドで使わなくても、練習だけでも良いのでロングアイアンとは向き合った方が良い。そうすることで、ウッド系クラブの精度が上がる期待も持てる。
ツアー選手でもロングアイアンではなくウッド系クラブを使っているが、ラフからの打ちやすさだったり、硬いグリーンでもある程度止まる高さやスピン量、といった部分でウッド系クラブを選択している。ロングアイアンも打てる上での、ウッド系の選択なのだ。
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