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食費2万削減に成功!週末は冷蔵庫整理をしよう!暮らしのプロが整理と収納のコツを解説

おだけみよ整理収納アドバイザー

冷蔵庫の奥から干からびた食材や、いつの間にか期限が切れたものが出てきた…なんて経験はありませんか?うっかり食品ロスになる食材を減らすと、家計にも優しくなります。

この記事では週末のちょっとした時間でできる、冷蔵庫の整理術を紹介します。食品ロスを減らし、家計にも優しい冷蔵庫を作りましょう。

冷蔵庫を整理してみよう

まず、冷蔵庫の中で見落としそうになっている食材がないかチェックしましょう。

冷蔵庫整理を始める前に…

いつも使っている食品を管理しやすいように、グループに分けます。

●調味料 (お味噌やドレッシング)

●ドリンク (お茶やコーヒーなど)

●ご飯の友 (納豆・のり)

●生鮮品 (お肉・野菜・魚)

●期限が近いもの

これらをどこに置くと出し入れしやすくなるか、管理しやすい冷蔵庫の配置を考えてみましょう。

配置を決めたら、いよいよ冷蔵庫の中の整理を始めましょう。

1.冷蔵庫の中にあるものを全部出す

まず、冷蔵庫の中身を出して空っぽにしましょう。

冷蔵室は奥に入っている半端に余った食材、ドアポケットはチューブ入りの調味料などを見落としてしまいがちです。

出し忘れがないよう注意しましょう。

冷蔵庫が空になったら、ついでに棚やドアポケットを外してきれいに洗います。

2:出した食材の期限を確認する

取り出した食材の消費期限・賞味期限を確認します。

期限が切れそうな食材はかごなどにまとめ、期限が切れたものは処分します。

このとき、「期限が切れたものはどの食材だったか?」「なぜ使わなかったのか」を振り返ってみると、次の買い物から購入しなくてもよいものや、無駄になりがちなものに気付けます。

3.残った食材を冷蔵庫に戻す

残した食材は最初に決めたグループに分け、冷蔵庫に戻します。

見落としがなくなる冷蔵庫収納のコツ

見落としによる食品ロスを防ぐために、チューブ入り調味料や半端に残った野菜などの小さいものが冷蔵庫の中で迷子にならないような工夫を考えてみましょう。

ここでは筆者が実際に行っている冷蔵庫収納を紹介します。

チューブ入りの調味料

100円グッズを使って、ドアポケットの手前で管理しています。

冷蔵庫を開けた時に必ず目に付くので、見落とすことがなくなります。

半端に残った食材

保存容器にまとめて目に付く手前に置いています。翌日はこれらの食材からメニューを決めています。

小さい瓶やカップ

冷蔵庫は意外と奥行きがあるので、冷蔵庫用のトレーを使いさっと出し入れできるようにしています。

「冷蔵庫整理」を習慣化するコツ

見落としをなくすには整理を習慣化することが大事です。

まず月に1回の冷蔵庫整理から始めましょう。

毎月1日や末日など、忘れずに実践しやすいような日を設定しましょう。

冷蔵庫は毎日中身が変わります。

他の場所に比べて入れ替わりが多く、そのため定期的な整理整頓が必要になります。

とは言え、毎週だと負担になり続かなくなってしまうので、まずは月に一度など続けられるペースから始めましょう。

ちなみに筆者は生協の配達日に合わせて、毎週冷蔵庫をリセットしています。

冷蔵庫整理は食費節約以外にもメリットがたくさん!

家庭ではフードロスの量が、毎日一人当たり"お茶碗約1杯分(約114g)出ています。

(消費者庁:食品ロスってなに?より)

フードロスが食費を圧迫する原因のひとつになっていることが、少なくはありません。

冷蔵庫はスペースが小さいので、短時間で整理することができます。

定期的な冷蔵庫整理でフードロスになりそうな食材や無駄を防いで、家計にも優しい冷蔵庫を作りましょう。

食費を節約するコツを「【50代ひとり暮らし】食費2万削減!食費を減らした人がしている節約の基本5つ」でも紹介しています。併せてご覧ください

※内容は個人の感想や見解を含みます。

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整理収納アドバイザー

2DK賃貸で一人暮らし。「50代からのシンプルな暮らしのコツ」を発信中!整理収納アドバイザー歴10年超えで、2023年秋にフリーランスとして独立しました。得意な分野は、キッチン収納、食品ロス&食費節約、時短家事など。また無印良品マニアで店舗スタッフとして6年間勤務、収納アドバイザーとして片づけイベントなども担当。

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