『見当識』時間、場所、人の順にわからなくなる【きっと将来役に立つ介護の言葉】
↓YouTubeでは、音声付きの漫画を見られます。
ふだん聞きなれない介護用語を、漫画で短くわかりやすく解説しますね。
今日の言葉は『見当識』です。
見当識とは、時間、場所、人など、自分の置かれた状況を理解する能力のことです。
見当識障害の例としては、今日が何月何日か、また、季節がわからなくなって、季節外れの服を着たりするようになります。
これが、時間の見当識障害です。
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次に、場所の見当識障害の例としては、散歩に出たまま、道がわからなくなって、家に帰れなくなるケースが挙げられます。
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最後に、人の見当識障害では、自分の家族の顔がわからなくなり、実の娘に対して、他人のような言葉遣いで話したりすることもあります。
認知症の人の場合、一般的に、時間→場所→人の順に、見当識障害が進むパターンが多くみられます。