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【介護福祉士が教える熱中症対策】高齢者にありがちな危険な重ね着を防ぐには。

↓YouTubeでは、音声付きの漫画を見られます。

ある夏の日、デイサービスで実際にあったことです。

外は30度を超えているのに、長袖の下に重ね着をして、見るからに着膨れしています。

朝一番で、お風呂に入ってもらうことにしました。

デイサービスや訪問介護では、入浴時が着衣を減らす良いタイミングです。

季節外れの服は、本人も同意の上で、手の届かないところに片付けておくのが良いでしょう。

認知症の症状で、季節の変化が感じられなくなっている場合もあります。

夏でも薄着をすると、風邪を引くのではないか。そんな心配を、決して否定せずに、傾聴してくれる相手がいることも大事です。

介護福祉士として通所介護(老人デイサービスセンター)や訪問介護(ホームヘルパー)の現場で働いてきました。研究会での発表や、学術誌へのケースレポートの投稿なども積極的に行なっています。また、子どもの頃から好きだった漫画やイラストを描くことで、認知症の知識や介護のコツをわかりやすく伝えることを心がけています。

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