日本の駅弁の中でも特に人気が高い「横川の峠の釜めし」。最近はサービスエリアやデパートの催事でも購入できるようになっていますが、この濃い味付けはビールに合うのでは？と思っていた人も多いはず。群馬県の高崎駅では、そんな峠の釜めしをツマミに生ビールが飲めちゃうのです。

群馬県のおいしいものが揃った「群馬の台所」

JR高崎駅直結のイーサイト。群馬県のお土産などが並ぶお店の奥に、峠の釜めしで有名な荻野屋の食事処「群馬の台所」があります。

できたての峠の釜めしはもちろん、群馬のおいしい食べ物とお酒が飲めるお店です。

朝早くからの仕事を終え、あとは帰るだけだったで、こちらのお店に吸い込まれてしまいました。

落ち着いた店内は半個室のようなテーブルもあり、簾が目隠しとなって、女性ひとりで昼から飲んでいても恥ずかしくありません。（簾なくても飲むけど）

注文はタッチパネルから行います。

群馬以外ではなかなか飲む機会のない、貴重なお酒の飲み比べセットも心惹かれます。でも、まずは生ビールから。

峠の釜めし頭で１杯

運ばれてきた生ビールの美しいこと！樽生名人のお店でした。この泡の比率は達人ワザですよね。

そして、運ばれてきました「峠の釜めし頭」！

何度も食べている峠の釜めしの、ご飯から上の部分、鶏肉、椎茸、筍、牛蒡、杏、栗、うずらの卵、グリンピース、紅生姜です。

この容器もかわいいですね。

神様からのご褒美に見える！支払いは自分だけど。

朝から１万歩以上あるいて喉がカラカラだったので、早速いただきました。

甘辛の鶏肉は口の中でほろりと崩れるやわらかさ。

牛蒡、筍など、シャキシャキした野菜の歯ごたえもいい！

大好きな椎茸。これだけでビールが飲める。

栗の甘露煮は箸休め

グリンピースまで入っている芸の細かさ（笑）

好きなものを最後に残し、ビールをおいしく飲みきったのでした。

メニューを見ると、単品でも頼めるようです。

しかも、筍の煮物にはかつお節がかかっていたり、椎茸は炙ってあったりと、ひと手間かかっている模様。

高崎に来るのが楽しみになりそうなラインナップです。

ランチメニューも豊富

ランチメニューには釜めしだけじゃなく、うどんもあります。群馬のうどんといえば、水沢うどん、桐生うどん、館林うどんなど、有名なものも多いので、きっとこちらのうどんもおいしいはず！

日本酒のラインナップも、かなり心惹かれました。新幹線乗り場まで歩いて２分なので、飲みたい気持ちを抑えるのに必死でしたよ（笑）

旅行や仕事で高崎に来た時には、ぜひ立ち寄ってみて下さい。