昨年の新人王がトラウトの目の前で8本目のホームランを打つが、トラウトは10本塁打に一番乗り
4月24日、ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)は、前日に続いてホームランを打った。前日がシーズン7本目、この日は8本目だ。満票で新人王を受賞した昨シーズンは、28本塁打を記録した。
オリオールズは、4月22日から、ロサンゼルス・エンジェルスと3試合を行った。ヘンダーソンは、24日の3回表に打ったホームランにより、両リーグ・トップのマイク・トラウト(エンジェルス)まで1本差に迫った。
ただ、ヘンダーソンと同じく、トラウトも、2試合連続となるホームランを打った。6回裏に、両リーグの誰よりも早く、シーズン10本塁打に到達。ヘンダーソンとの差を、再び2本とした。
エンジェルエンジェルスは、この日がシーズン25試合目。トラウトは、すべての試合に出場している。シーズン最初の出場25試合で10本塁打は、2018年と2020年に並ぶ、自己最多だ。
シーズン10本目のホームランを打ったのは、2018年が出場24試合目(エンジェルスの24試合目)の4月24日、2020年は出場19試合目(エンジェルスの23試合目)の8月17日だ。この両シーズンも、一番乗りで10本塁打に到達している。2020年は、フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)も、トラウトと同じ日に10本目(と11本目)のホームランを打った。もっとも、細かく言えば、10本目はトラウトのほうが先だった。
トラウトは、今月が終わるまでにあと4本のホームランを積み上げると、3・4月の月間最多タイとなる。それについては、先日、こちらで書いた。
◆「9本塁打のトラウトとオズーナは、月間最多記録まであと何本!?」
4月24日の試合は、オリオールズが6対5でエンジェルスを下した。オリオールズは16勝8敗、エンジェルスは10勝15敗となった。