【現役保育士が悩みを解消】保育園に入園、進級して保護者が心配していること
こんにちは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
子育ては悩みがつきものです、成長とともに悩みの内容は変わっていきますが親としては何かと心配になることがありますよね。
4月に入り、新しく保育園に入園したり、進級したりで今までとは違う環境であるとなおさら悩みはいろいろとあると思います。今回は、よくある悩みを取り上げて一つひとつ解消していきたいと思います。
給食など食事がとれているか
きちんと食事がとれているかは一番気になるところですね。連絡帳にその日に食べた量などが記載されていると思いますが、記載方法は園によって違います。
食べた量だけ記載する保育園もあれば、細かに残した食材や何をおかわりしたなど丁寧に記載する保育園もあります。
食が細く、食事の面で気になることがあれば担当の保育士に尋ねるとよいです、保育士としても食事が気になっていることがわかり、より細かに食事の様子を見てくれるでしょう。
子どもはお友達の様子をよく見ています、普段からあまり食べれないタイプでも保育園ではたくさん食べれるということはよくあることです。
体調不良などでいつもより食べれなかった日は、保育士がきちんと伝えてくれるので大丈夫です。
お友達と遊んでいるか?みんなと一緒の行動ができているか?
これも気になるところですね、特定の仲が良いお友達がいるのも安心材料ですが、子どもにもさまざまなタイプがあり、一人で好きな遊びを楽しんでいる子どももいます。
一人で楽しそうに遊んでいると近寄ってくる子どもはたくさんいます、そこから気の合う友達ができますのでまずは見守っていればよいでしょう。
慣れない保育園でずっと泣いていないか?
3歳で新しく入園してきた子どもや乳児の場合は、登園時に泣けてしまう場面が多いと思います。
どうしても不安なのでしばらくは心配だと思いますが、子どもの適応能力というものはすばらしく、泣きっぱなしだった子どもも次第に泣くことが少なくなり、自分で遊べるようになります。
4月は保育士も非常に大変な日が続きます、しかし子どもの適応能力にはいつも驚かされます。本当に頑張っていますよ。
手が出ていないか?
まだ言葉がはっきりしない乳児や3歳児などでは、お友達や保育士に対して叩いたり、押したり、つねったりすることが多々あります。
ご家庭でも同じようなことがあれば、保育園で手が出てしまい、お友達にケガをさせていないか?心配になります。
保育園では、そのようなことはよくあることなので保育士も特に注意をしていますが全てを未然に防ぐことはなかなか難しいです。
保育士は手が出てしまう子どもをよく見るようにし、何がイヤだったのか?相手がどんな気持ちになるのか?伝えています。
残念ながらケガをしてしまった場合には、保護者に伝えていますが、手を出した子どもの保護者には伝えない場合もあります。
もし加害者になっていないか気になるなら保育士に相談してみましょう。
まとめ
気になることはたくさんありますが、ほとんどはさほど心配しなくてもよいことばかりです。
保育士が日々、注意深く子どもを見ていますし、保護者にはきちんと伝えるべきことは伝えています。
長時間子どもを預けるので、保育士とはコミュニケーションを大切にし、なんでも相談できる関係でありたいものです。