保育士目線の離乳食の進め方”初期からスープをオススメする“ワケとは
こんにちは!保育士ママの「なっぴせんせい」です。
新生児〜2歳児の入所施設で夜勤を経験し、現在は児童の発達支援に携わっています。”初めての子育て”をテーマに発信しています。
今回は、“離乳食初期からスープを出してあげよう“についてです。
今まで0歳児クラスで色んなお子さんの離乳食デビューに携わってきました。保育士として子どもたちと関わり、今度は私が娘を出産し、母として子育てを経験してきました。
離乳食作りに苦戦していた頃に離乳食本を購入して驚いたことがあります。初期の段階からスープを一緒に与えることが書かれていなかったからです。
今までの経験上、離乳食がなかなか進まない時はスープが欠かせませんでした。
保育士目線で離乳食初期段階にスープを与えるメリットを紹介していきます。
カップ飲みが早目に修得できる
初めはスプーン飲みから始めましょう。毎食準備することで練習の機会が増え、早めに習得できます。またコップ飲みの習得も早くなります。赤ちゃんの中には初めてなのにカップ飲みができちゃう子もいます。
食が進まない時の気分転換
味が薄く素材の味は赤ちゃんが途中で飽きることがあります。間にスープを挟むと、再び食べてくれることがあります。
ミルク以外の水分補給に
スープを飲む機会が多いと、ミルク離れが早くなることもあります。ミルク以外での水分補給に早くから慣れていくと、卒乳した時の水分補給に悩むことも少なくなります。
離乳食作りに失敗した時に調整できる
お粥など硬めに挑戦した時にえづいてしまった場合、再び柔らかく調整するよりも、スープに入れて即席雑炊ができます。手間なくスムーズに与えることができ、お子さんを待たせずにすみます。
バリエーションが増える
マンネリになりやすい離乳食のメニューにバリエーションが増えて、赤ちゃんも飽きずに食事を楽しむことができます。
離乳食本の初期メニューの中にスープではなく、麦茶がメニューに入っていることがあります。私としてはスープがオススメです。上記のメリットもそうですし、麦茶が苦手な赤ちゃんが多いからです。与えるならスープとは別に用意するのが良いでしょう。
私の娘は初めからスープを飲んでいたので、カップやコップ飲みの練習は意識することなく習得できました。また、食べムラが多くスープに野菜を多めに入れることで、栄養のバランスもある程度は取れていました。
初期の頃にスープを与える際には注意事項があります。それについては、次回以降に発信して行きたいと思います。
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