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残り0.4秒での劇的な逆転スリーも実らず 渡邊雄太(ジョージ・ワシントン大)、VCU戦後の一問一答

杉浦大介スポーツライター
注/写真は昨年のもの(写真:アフロスポーツ)

2017年2月8日

VCU(19勝5敗、A10カンファレンス9勝2敗)54-53 ジョージ・ワシントン大(12勝12敗、A10カンファレンス4勝7敗)

渡邊雄太 38分出場し、7得点(FG3/9、FT0/0、3PT1/4)、3リバウンド、0アシスト、1ブロック、2スティール、0ターンオーバー、2ファウル

2連敗中のジョージ・ワシントン(GW)大は、この日までA10カンファレンス内2位で、1月11日の対戦では大敗を喫した相手に対し、序盤から激しいディフェンスで互角以上のゲームを展開する。前半終了時点で23ー21とリード。後半に一度は逆転を許すも、50-52で迎えた終了間際の残り0.4秒から、渡邊が右コーナーから起死回生の逆転スリーを成功。勝利を確信した会場には”ユウタ”コールが沸き起こり、この時点で勝負あったかと思えた。

しかし、GWには悪夢の結末が待っていた。VCUの最後のインバウンドパスの際、交代で出場したGWの2年生コリン・ゴスが相手選手に接触して痛恨のファウル。まともな攻撃を組み立てる時間がない中で、ファウル狙いの相手の術中に綺麗にはまった形でフリースローを与えてしまった。この2投をチーム得点王のジェクアン・ルイスが冷静に決め、VCUは土壇場での再逆転。信じられない形で敗れたGWはこれで3連敗となり、勝率は5割に戻っている。

逆転、再逆転劇のハイライト映像

悔しい敗北、残る課題

ーー最後はまさかの形での敗戦になった。

YW:個人的には前半から全然ダメで・・・・・・最後がどうこうというのではなく、ゲームを通じて全然ダメでした。最後のプレーは相手が上手だったというか、(ファウル狙いの)プレーをしてくることを自分たちが予測していなかった。それよりもあそこに行く前にもう少しできたと思います。凄く悔しいです。

ーー前回の対戦時にはアウェーとはいえ30点差で負けた強豪に対し、今日は大接戦だった。負けたとはいえ、若いメンバーの自信にはなったのでは?

YW:前に負けたときも、30点差ほどの力の差があるとは自分たちは思っていませんでした。今日は試合前から勝てるという思いで臨みました。だから、本当に悔しいです。

ーーディフェンスでは今回も相手のリーディングスコアラーであるルイスとのマッチアップを任された。この日まで平均14.7得点だった選手を8得点(FG2/8)に封じたのだから、守備面の貢献は大きかったと思うけれど。

YW:そうですね。1本、レイアップを簡単に決められたプレーがあったんですけど、他はいつも通りに抑えることができたかなとは思います。

ーーこれでシーズン成績は12勝12敗で勝率5割に戻った。シーズンの残り約1ヶ月の中で、何を目標に、何を成し遂げていきたい?

YW:もっとコンスタントに活躍できるようにならなければいけません。今日もシュートの成功率は悪かった。ここ最近は頻繁にディナイされて、ボールをもらえない時間も多いので、そこをどう改善していくかですね。

ーー確かに過去4試合中3戦で一桁得点に終わってしまっているね。

YW:どういう風にボールをもらい、そこからどうやって攻められるかを考えていかないと。これから先もディナイされていたら、本当にシュート機会が少なくなってしまいます。数少ないシュート機会の中で決めていくというはなかなか難しい。そこを改善していきたいと思います。

スポーツライター

東京都出身。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、MLB、NBA、ボクシングを中心に精力的に取材活動を行う。『日本経済新聞』『スポーツニッポン』『スポーツナビ』『スポルティーバ』『Number』『スポーツ・コミュニケーションズ』『スラッガー』『ダンクシュート』『ボクシングマガジン』等の多数の媒体に記事、コラムを寄稿している

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