世界の富裕層に学ぶ、幸せになる3つのお金の使い方
世界一の富豪ジェフ・ベゾス氏(米AmazonのCEO)の資産は約18兆5000億円とコロナショックでも過去最高を更新しています。彼が幸せかどうかは分かりませんが、世界の富裕層の資産は拡大を続けています。
今回は世界のお金持ちが集まるシンガポールで見たお金持ちから学んだ幸せになるお金の使い方を3つご紹介しましょう。
1.先払いをした物を後から消費する
キャッシュレス還元やマイナカードなどからクレジットカードで決済をする人も増えているかと思います。しかし、日々の細々とした買い物の請求が後から来ると、「どうして、あの時、こんな物を買ってしまったんだろう」と、後悔をすることも多いと思います。
反対に旅行代金、ネイルやマッサージなどの回数券のように、支払いが済んでいるものを後から消費するのは満足度が高くなります。お金の心配なく思う存分、楽しむことができるからです。
貯めたポイントの中でのお買い物、プリペイドカードなどチャージをしたカードからの支払いも同じことが言えるでしょう。支払いという痛みが済んだものに対して、後からサービスを継続ができるからです。シンガポールの富裕層の中にはスポーツジムなど、一生涯分を先払いしてしまう富裕層もいるようです。
富裕層の多くはクレジットなどにすることによって支出が増えるというリスクを恐れる人もいます。また、先に商品を受け取って、その支払いが残っているというのはとても気持ちが悪いことです。失敗をした場合、返品をしたい気分になる場合もあるでしょう。これに対して、先に払っているとこのような不快感は少なくなります。
キャッシュレスが進む中、マイナポイントも子供にも作らせるかどうか迷っている人も多いと思います。その場合、プリペイドカードと紐づけるのも一つでしょう。年齢に合わせた金銭教育が必要で、場合によっては親が管理をする必要がありますが、最大5000円の還元を受けることができます。
クレジットカードだと後払いでどれだけ使われるか分かりませんが、前払い式であればチャージをした分しか使えないので、お小遣いを電子的な形で渡すのとあまり変わりがありません。
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