ベテラン主婦はやらない!デリケートな「きのこ」を台無しにするNG習慣とおいしくするひと工夫
秋はきのこのおいしい季節。種類も豊富にあるので、数種類を買って味わうのも楽しいですね。しかしきのこはデリケートな食材であることをご存知ですか。主婦歴20年以上の筆者がこれまでの経験から得たNGな扱い方とおいしくなるひと工夫をご紹介します。
1.水で洗う
一般的にほとんどのきのこは洗わないのが基本です。水洗いするとせっかくの風味が落ちてしまい食感も悪くなります。さらにきのこに含まれる水溶性の栄養素が流出してしまうで、大変もったいないんです。汚れが気になる場合は、湿らせたキッチンペーパーで軽く拭き取るといいですよ。
2.包丁で切る
しめじやまいたけ、エリンギは極力包丁を使わずに手で裂きましょう。包丁で切ると断面が真っ平になりますが、手で裂くとでこぼこになり断面の表面積が増えます。そのおかげで味の染み込みが良くなるんです。包丁は根元の石づきを切り落とすだけにしましょう。
3.常温保存する
スーパーで売られているときは常温に置かれていることが多いですが、自宅では冷蔵庫または冷凍庫で保存するようにしましょう。きのこは収穫後も呼吸をしていて水分を多く含むため傷みやすいのです。食品用のポリ袋に入れ替え、空気を抜いた状態で冷蔵庫で3日程度を目安に食べ切るようにしましょう。それ以上日持ちさせたり、たくさん買ってきた場合は冷凍保存がおすすめです。
冷凍する前に天日干しで栄養価アップ
天日干しをすると、きのこに含まれるビタミンDが増えると言われています。筆者は買ってきたら、ダイソーの「竹ざる丸」(直径約33cm、330円)の上にキッチンペーパーを敷き、その上に石づきを落として小房に分けたり手で裂いたきのこを広げます。
ベランダの日の当たる場所において数時間干しています。(干し加減はお好みで調整してください)
冷凍保存は日持ち+旨みアップ
干したきのこはチャック付きポリ袋に入れ、空気を含んだ状態で口を閉めてそのまま冷凍庫へ。半日〜1日で凍るので一旦冷凍庫から取り出し空気を抜きます。このとき袋の上からほぐすときのこが簡単にバラバラになります。再度口を閉めて冷凍庫で約1か月保存ができます。保存期間が長くなるだけでなく、旨みも凝縮されるのでよりおいしくなりますよ。
上手に扱ってきのこをおいしく食べましょう。
ゆで卵の豆知識はこちらの記事を参考にしてください。
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