ベテラン主婦が教える!意外と知らない「ゆで卵」の豆知識とアイデアレシピ
つくっておくと便利なゆで卵。サンドイッチやサラダ、お弁当のおかずなど大活躍しますね。しかし保存方法や加熱具合で傷むスピードが全然違うことをご存じですか。主婦歴20年以上の筆者がこれまでの経験で得たゆで卵の豆知識をご紹介します。
殻をむかずに保存が原則
ゆであがった卵の殻を食べやすいようにむいて保存していませんか。じつは殻をむいて保存するのはおすすめできないのです。殻をむく際に手の雑菌がゆで卵に付着し、そのまま冷蔵庫で保存すると菌が増えて傷んでしまうからなんです。すぐに食べない場合はゆでたら冷水で冷まして水分をふき取り、殻をつけたまま密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。ただし、殻にヒビが入ったり割れたものは傷むスピードが早いので保存せずに早めに食べましょう。
加熱具合で消費期限が異なる
ゆで卵と一口に言っても、黄身の状態が半熟から固ゆでまでありますね。当然ながら黄身の火の通り具合で傷むスピードも変わってきます。目安としては固ゆでの場合は3日以内、半熟の場合は翌日までに食べるようにしましょう。
冷たいゆで卵の殻をむきやすくする方法
冷たいゆで卵の殻はむきづらいですね。その場合はマグカップと熱湯で解決できます!マグカップに冷たいゆで卵を入れ、そこへ熱湯を注ぎ3分ほど置きます。熱湯を捨て水を注いで急冷するとむきやすくなります。(やけどをする恐れがありますので、熱湯の扱いには注意してください)
長く楽しむには「味付けたまご」がおすすめ
つくりたてのゆで卵を味付けたまごにしておくと漬け汁に含まれる塩分の効果で賞味期限が4〜5日と長くなります。ダイソーの「味付けたまごメーカー」(価格は110円)を使うと簡単につくれますよ。
殻をむいたお好みの固さのゆで卵4こを容器に入れ、漬け汁を内側の線まで(100ml)注いで落としふた、外ふたをします。冷蔵庫に入れて約1時間漬け込んで出来上がり!漬け込む時間はお好みで調整してください。漬け汁は定番のめんつゆ、白だし+水で薄味、焼き肉のたれ+水でパンチのある味というようにいろいろなバージョンでつくると飽きませんね。
ご紹介した保存期間はあくまでも目安です。期限内であっても色や臭いに異変を感じたら食べるのはやめてください。ゆで卵は生卵のパッケージに記載されている賞味期限と同じではなくむしろそれよりも早いですので、安心して食べられるように気を配ってくださいね。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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