逆に家が散らかってしまう原因にも!?整理収納のプロがあえて避ける収納3選
家をすっきりさせようと収納用品を取り入れるも、かえって家が散らかってしまった経験はありませんか?
難易度が高い収納用品を選んでしまい、自ら複雑にしている可能性があります。この記事では、整理収納アドバイザーがあえて避ける収納3つをご紹介いたします。
1.ビニール製の圧縮袋収納
100均などにも色々な種類がある「ビニール製の圧縮袋」ですが、大雑把な人には特におすすめできません。
圧縮したつもりでも穴が開いていたりわずかにチャックが閉まっていなかったりすれば、空気が入って膨らんでしまいます。圧縮するのにも一苦労のため、気軽に出し入れしにくくシーズンオフ中は見直しもしづらく効率的ではありません。耐久性も低いので、使い続ける限りこまめに買い直さなければならないという経済的なデメリットも。
今まで圧縮していた秋冬用の掛け布団は一年中使える布団にシフトすることで解消。季節ものの布団カバーや敷パッドなどは、「抱き枕カバー」に収納して出しっぱなし収納に。寒暖差にもすぐに対応しやすくなり、むしろない方が快適でした。
2.壁面収納
元々は物が多く、当時住んでいた家は収納スペースが狭かったため、最初に考えたことは「収納スペースを増やすこと」でした。
壁面収納であれば、リビングに必要なものが全て一箇所にまとまりすっきり隠せると思っていましたが、それはとんだ勘違いでした。収納上手な人はまだしも、収納下手な人がそれをやってしまうとかえって物が増えてごちゃついてしまいます。
ちょうどその頃、やや大きめの地震を経験したことから断念。地震対策の視点から見てみても安全とは言えません。倒れてきて下敷きになるような背の高い家具は持たないようにしています。
3.ベッド下収納
頭上が危険であれば、ベッド下に収納しようかとも考えてみたもののそれもやめました。現在、2、3ヶ月に1度ほどのペースでベッド下の掃除をしていますが、想像以上にホコリやチリが溜まっています。
また、今住む地域では湿気が高く、ベッド上に敷いていても布団をカビさせてしまった苦い経験も。そんな、湿気が高く、ホコリがすぐに溜まりやすい場所に物を詰め込んでいては、衛生的ではありません。ただでさえ、布物が多い寝室だからこそ、ホコリを溜めない環境づくりもだいじです。
整理収納のプロが避ける収納まとめ
1.ビニール製の圧縮袋収納
2.壁面収納
3.ベッド下収納
でした。
絶対NGではないものの、難易度は高く収納が得意でない人やめんどくさがり屋にはあまりおススメできない収納方法です。まずは「減らすこと」を考えてみてください。収納用品を増やさないことがすっきり暮らすための一番の対策となります。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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