【京都市下京区】老舗酒蔵の「玉乃光」が手がける、酒粕を使った料理が楽しめるアンテナショップ
粕汁が大好きなライターみやこです。2022年4月に玉乃光さんが、直営のアンテナショップ、酒粕レストラン&ショップ『純米酒粕 玉乃光』をオープンされたとお聞きし、早速取材に出かけました。
烏丸通から高辻通を少し入ると、すぐに大きな「純米酒粕 玉乃光」の文字が見つかります。玉乃光さんは、延宝元年(1673年)創業の老舗酒蔵です。
お店の正面にも玉乃光の文字がありました。
店内では酒粕も販売されています。以前、こちらの酒粕で一度粕汁を作ったことがありますが、酒粕の香りが芳醇でとても美味しかったのを覚えています。
酒粕を使った焼き菓子「酒粕フィナンシェ」も販売されていました。お土産にも良いですね。
店内はテーブル席のみ。平日のお昼でしたが予約で満席でした。
奥には綺麗な中庭もあり、眺めも抜群です。
テーブル席はソファーのため、ゆっくりとくつろげます。
月替わりプレートランチ。7月の食材は京都の夏の風物詩「鱧」。300円で日本酒、ソフトドリンク、酒粕アイスのいずれか1品が付けられます。
こちらはウェルカムドリンクの甘酒。ほのかな甘味と生姜の風味がとても美味しく、食欲を刺激します。
メインプレート。3列になっており、酒麹を使った料理、酒粕料理、季節料理がそれぞれ4品ずつ並んでいます。
鱧のマリネ 梅肉ソース添。新鮮な鱧の旨味と歯ごたえが楽しめ、酒粕の濃厚さと酒麹の深い旨味が味わえます。おばんざいのように1品1品の量は少ないのですが十分満足できました。
一緒についてくる酒粕ポタージュは、濃厚な味わいでとてもおすすめです。
〆の炊き立て土鍋ご飯。とうもろこしとスズキが入っています。
まずはそのまま召し上がります。とうもろこしの甘味がアクセントになっていて、とても美味しかったです。
2杯目はお出汁を注いで、出汁茶漬けとしていただきます。お出汁がとっても美味しいので、サラサラといただけました。
老舗酒蔵の酒粕や酒麹を使った料理は、どれも濃厚で芳醇な味わいでした。夜は酒粕のおでんも提供されているので、そちらもとても気になります。
ちょうどお昼時ということもありましたが、予約で満席でした。お出かけになる場合は、事前に予約されることをおすすめいたします。ここでしか味わえない絶品料理ばかりですので、皆様も一度ご賞味くださいませ。
純米酒粕 玉乃光
〒600-8415
京都府京都市下京区因幡堂町658-1
電話番号:075-352-1673
営業時間:11:30~22:00
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