タレのしみたご飯までおいしい!しずおか弁当の「あみ焼き弁当」
静岡駅から徒歩7分。小さなお弁当屋さんに1日1,000個売れるご当地グルメがあるのをご存知ですか?1枚1枚丁寧に焼いたお肉はもちろん、鰻文化のある静岡らしい甘辛のタレがご飯にしみて、最後の一粒までおいしく食べられる「あみ焼き弁当」。一度食べたらハマってしまう、知る人ぞ知る静岡グルメを紹介します。
静岡駅北口から徒歩7分
海と山に囲まれた静岡市。実はご当地グルメの宝庫なんです。静岡駅構内でも、新鮮な海鮮や静岡おでん、浜松餃子など、ちょっとした食べ歩きやチョイ飲みが楽しめます。
でも、ほんの少し、7分ほど駅の外に足を延ばしてみてください。
静岡市の人に愛されている「あみ焼き弁当」のお店があるんです。「しずおか弁当」もしくは「静岡弁当」。表記はバラバラですが、どちらも同じお店です。看板には「両替町店」と書いてありますが、お店はここ1軒です。
広い店内ではありませんが、店内の厨房で丁寧にお弁当を作っています。
営業時間は朝8時から深夜3時まで!働く人達にも嬉しいお弁当。飲んだ後の〆として買って帰る人も多いようですよ。
発売から50年!もはや静岡市民のソウルフード「あみ焼き弁当」
発売から50年を迎えた「あみ焼き弁当」は、1日に1,000個売れる人気商品。
「あみ焼き弁当」は、乗っているお肉によっていくつか種類があります。
一番人気は「豚あみ焼き弁当」。
「あみ焼き弁当」の元祖ともいえるお弁当で、ご飯が見えないくらい豚肉が敷き詰められています。豚ロースの脂の甘さもご飯とよくあいます。
やわらかい牛肉がたっぷり乗った、「牛あみ焼き弁当」も人気。
他にも牛豚ミックスあみ焼き弁当(750円)、霧島高原ポークあみ焼き弁当(750円)、牛ハラミあみ焼き弁当(800円)など全部で12種類。一番高くても、1,300円のあみ焼きチャーシューとこだわりのハンバーグが乗ったWmeat弁当と、お手頃価格なのが助かります。
一度にいろんなお肉を食べてみたいという人用に、あみ焼き弁当全部のせというわんぱくなメニューもあります。
あみ焼き弁当のおいしい食べ方
早速、いただいてみましょう。
箱から出すと唐がらしが添えられているので、そちらをかけていただきます。
野菜不足が気になる人は、30円でキャベツの千切りも追加しましょう。写真のお弁当は「あみ焼き弁当全部のせ」です。
あみ焼き弁当に乗っているお肉は、お肉の大きさ、サシの入り具合、厚さを見ながら、熟練の職人が1枚1枚手作業で網で焼いています。なので、程よく脂が落ちたやわらかい焼き上がりになっています。
全部のせ弁当は、豚、牛、牛カルビ、牛ハラミ、朝霧高原ポークの5種類のお肉がのっていますが、どれも抜群の焼き加減。牛ハラミなんて厚みがあるのに、とってもやわらかいんですよ。
そして、あみ焼き弁当の魅力はなんといっても、タレのしみたご飯。
鰻で有名な静岡で、鰻のタレをもとに開発した、50年以上変わらない味のタレ。お肉はもちろん、5種類の国産米をブレンドしたご飯にも、とってもあうんです。
甘辛のタレとお肉の脂が混じったタレがご飯にしみて、底の方のご飯はもう真っ黒!でも、これがおいしいんだなぁ~~(笑)
気づけば最後の一粒まできれいに食べてしまっているのです。
帰りの新幹線で食べるのもおいしい!
静岡在住の方だけでなく、最近は出張で来たビジネスマンが夕食代わりにホテルで食べることも多いとか。帰りの新幹線の中でビールと一緒に食べるのもおいしいですよ。
私はもっぱら家族へのお土産に買って帰ります。
静岡に出かけた際には、ぜひ一度食べてみてくださいね!
しずおか弁当
所在地:静岡県静岡市葵区両替町2-7-13
TEL:054-252-6027
営業時間:8:00~翌3:00
定休日:年末年始(12月31日~1月3日)
公式ホームページ:しずおか弁当(外部リンク)