Yahoo!ニュース

【鳥取県】日本海にモアイ像?かと思ったら旅姿の像だった

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は鳥取県の琴浦町にある癒しのスポットを紹介しましょう。赤碕町漁協直売センター(道の駅ポート赤碕)や海鮮料理が人気の「魚料理 海」から車で3分ほどの場所にある穴場スポットですよ。

<関連記事>
⇒「魚料理 海」の海鮮丼について

ここは「菊港」と呼ばれ、北前船の寄港地として大いに栄えていた場所。かつて、この付近には船番所が置かれ、年貢米を移出する藩倉が建ち並んでいたという。

一説によると、明暦3年(1657年)に江戸で起きた大火事により鳥取藩の藩邸が焼失し、赤崎村の大庄屋役の河本長兵衛(菊姫の長男)に材木の調達の命が下り、その積み出しを行うために港を大幅改修したと言われています。

河本長兵衛はの妻は松江城主・堀尾吉春の孫娘で菊姫と言い、その息子である弥四郎は堀尾姓を名乗ったことから、この港は「菊港」と呼ばれるようになったのだとか。

そんな菊港ですが、江戸から明治になると船舶は大型化し、水深が浅いことから本港は別の場所に移ったそう…。

その名残として、この菊港には東西2つの防波堤があり、ここは東堤です。その先端部に小さな石積灯台が建ち、そして石像モニュメントが設置されています。

遠めに見ると、なんだかモアイ像の様にも見えますが…

これは「波しぐれ三度笠」という彫刻家流政之氏の作品。荒波の日本海を向いて立つ三体の旅姿の像です。

三度笠は旅を表し、旅は人生そのものを表しているという。この北東に向かって立つ彫刻は昔の旅姿で、晴れた日、雨の日、嵐の日、四季それぞれに表情を変える日本海の荒波、それを乗り越え往来してきた人々、それを見送る人々、迎えた港の人々など…。この地には様々なドラマがあったのでしょう。

確かに近くで見ると、モアイ象なんてとんでもないですね!しっかり旅姿の像でした。

先端まで来ると西堤が近くに見え、そして水平線が美しく見えます。天気の良い日は海風に当たりながら、ボーっと過ご過ごしたくなる。もし近くまで来たら、ぜひ立ち寄ってみて下さい。とっても気持ちの良いステキな場所ですよ。

波しぐれ三度笠
住所:鳥取県東伯郡琴浦町赤碕
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅が好き、歴史も好き、食べるのはもっと好き!”はらぺこライター”です。地域に古くから伝わる伝承や伝説、歴史、観光スポット、そして街中グルメの食べ歩きなど…。最近はメタボが課題。

旅人間の最近の記事