実は、とっても簡単!レンコンの下処理。洗い方、皮の剥き方、アク抜き、下茹での仕方を丁寧に解説します。
レンコンは、栄養豊富なのにも関わらず、
低カロリーなので、とってもヘルシーな食材ですよね。
また、レンコンは、
煮物、天ぷら、和え物、炒め物、汁物など
多くの料理に利用されます。
そんなレンコンですが、
もしかしたら、下処理が面倒だと思って、
敬遠している方もいるかもしれません。
実は、レンコンの下処理はとっても簡単なんです。
そこで、この記事では、レンコンの
洗い方、皮の剥き方、アク抜き、下茹での仕方をご紹介します。
【レンコンの洗い方】
スーパーで見かけるレンコンは、
キレイに洗われているものが多いですが、
泥付きのレンコンがあれば
是非手にとってみてください。
泥がレンコンの鮮度を守る役割をしているので、
洗いレンコンよりも鮮度が良いのです。
それでは、
泥付きのレンコンの洗い方から見て行きましょう。
・泥付きレンコンの場合
レンコンは表面がサラサラなので、
水で洗い流すだけで泥や汚れはキレイに流れ落ちます。
乾いた土がこびりついて取れないときは、
水やぬるま湯をはったボウルに
レンコンをしばらくつけておくと良いでしょう。
穴に泥が入っている場合は、
綿棒や、割り箸を穴に刺して流水で洗ってください。
・洗いレンコンの場合
洗ってあるレンコンは、洗う必要はありませんが、
汚れが気になるときは、水やぬるま湯でさっと洗ってください。
【レンコンの皮の剥き方】
レンコンの皮は薄くて食べられますが、
黒く変色してしまいます。
皮を剥くときは、ピーラーが便利です。
レンコンを縦に持ってピーラーで剥くと、
簡単に皮が剥けます。
細かい部分の皮を剥くときは、
まな板の上にレンコンを置いて、
左手でレンコンを軽く押さえるようにして
ピーラーを使うと安全です。
ピーラーで取りきれない汚れは、
包丁で取ってください。
また、キレイなたわしやスポンジで軽くこすっても
皮を剥くことができます。
【アクの抜き方】
☆実は、レンコンにアクはほとんどありません。
食材の下ごしらえで「水につける」行為を
「アク抜き」と呼ぶことが多いので、
「レンコンのアク抜き」とよく記載してありますが、
正しくは「レンコンの変色防止」ですね。
まず、レンコンの皮を剥いて、
料理に使う大きさにカットします。
1、水500ccに対して小さじ1の酢を入れる。
2、レンコンを酢水に入れ5分待つ
3、酢水からレンコンを取り出し、そのまま水を切る
酢がなければレモン汁でもOK。
どちらもなければ、
水だけでも変色を防ぐ効果があります。
(酢やレモンに比べて効果は劣ります)
レンコンにはポリフェノールの1種であるタンニンが含まれています。
タンニンは空気に触れると酸化し、
黒っぽく変色してしまいます。
レンコンの成分・ムチンと酢が組み合わさることによって、変色を防ぎ、シャキシャキ感を増します。
※レンコンにはムチンという成分は含まれておりませんでした。お詫びして訂正させていただきます。
【レンコンの下茹で】
1、アク抜きしたレンコンを沸騰したお湯に入れる。
2、薄切りなら1分、厚切りなら2−3分ほど茹でて
ザルにあげ、そのまま水を切る。
レンコンをさっとした茹ですることで、
シャキシャキの食感がさらに良くなります。
いかがでしたでしょうか?
これから旬を迎えるレンコン。
スーパーで見かけた際は、
ぜひ手に取っていただきたいです。
そして、この記事がお役に立てれば、幸いです。