【京都市西京区】子連れでゆっくり 遊び心いっぱいな居酒屋は羽釜でツヤツヤに炊き上げたご飯がめちゃ美味
阪急上桂駅から徒歩10分、西京区役所の新庁舎周辺には有名店で修業した料理人たちの割烹や居酒屋、洋食店にインド料理、パンや蕎麦などこだわりの逸品を提供する店が軒を連ねる一大グルメスポットになっています。そんな通りの真ん中にある「遊び心がいっぱいな居酒屋」の「Meeting Point C-room」を2024年7月29日のランチタイムに訪れました。
外観は飾らないひっそりと営業されている感じなのですが、店内に入ると植物のつるに覆われたお洒落空間に、世界各地の民族品やフォト、サックスなどが並べられています。店主が料理修行で世界各地を飛び廻っていた時のものだそう。
奥には大画面のテレビの前でゆっくりできる座敷もあります。ここで寝落ちしてしまう人もいるのだとか。カウンター中心の大人空間は、ジブリのウクレレバージョンも流れる落ち着いた空間です。
カウンター席でオーナーの気まぐれランチ定食を注文。この日は「鱈のグリルバジルソース仕立て」がなんと税込み800円です。思わず「コスパ大丈夫ですか?」と聞いてしまいました。店主「世間が高すぎるんですよ」と笑顔で話します。鱈を始め、オムレツとスクランブルエッグの間のような卵料理や野菜たちも、シンプルな盛り付けですが味は抜群に美味かったです。
そして何よりも御飯が美味しいので、聞いてみると、炊飯器も電子レンジも置いていない厨房で、一人分ずつ亀岡産米を羽釜でツヤツヤに炊き上げているそうです。旬の食材を地元から仕入れ、素材の旨味をいかした何度でも食べたくなる味を追求しています。
「お子さま連れでも大丈夫、好き放題騒がしてください。Nintendo Switchも置いてあります。ただし店主はちょっとクセがありますけどね」と話すのはオーナーシェフの中井敦士さんです。世界周遊に加え、西院の鮨割烹「多津美」で「料理の心を学び修業を積んできた」といいます。
独立に際して、7年前に地元に帰って来ました。店名は、「居心地が良い快適な場所」といった意味が込められています。「遅くまで営業していて、お客さんがいる間は開けてます」とのこと。「今日アレ食べたいんやけどなどとなんでも言ってみてください」と気さくな中井さん。
残念ながらランチ営業はこの8月いっぱいで終了ですが、夜もリーズナブルで美味しい料理が堪能できますので、どちらもぜひ1度訪れてみてください!
「Meeting Point C-room」(外部リンク)京都市西京区上桂森下町1-68 050-3658-5323