小1の壁を乗り越える!働くママと新1年生がやっておきたいこと
保育園から小学生に上がったら、送り迎えもなくなって少しはラクになるといいな!と思っている働くママは多いと思います。
でも、実際はそうはいきません。
小1の壁って?
「小1の壁」って聞いたことありますか?
小学校入学に際して、親子両者に起こる生活面での障害や不安のことです。
2021年は特に、3/31から4/1が平日。
昨日まで保育園に行ってたのに、次の日から学童と急激な変化が起きます。
学校への入学より前からスタートする学童生活。
給食もないので、ママはお弁当を持たせなくてはいけません。
忙しい朝のお弁当作りは、お料理が得意なママなら問題ないですが、お料理が苦手なママにはかなりの負担です。
その他にも公立の学童は、朝8時ごろから夕方18時ごろまでしか開所してないことがほとんど。
出勤時間によっては、子どもを残して先に家を出ないといけないことや、子どもを家で一人で待たせなければいけないこともあります。
そんな状況の中で起こる、さまざまな問題が小1の壁です。
具体的にどんな問題が起こる?
子どもに起こる壁は…
●登下校・宿題・おやつ・遊びなど自分で管理することが増えて負担になる
●一人で行動する時間が増えるので、精神的に不安につながる
親に起こる壁は…
●長期休みの間、お弁当作りをしないといけない
●学校行事・保護者会・PTA活動・学級閉鎖など、平日に休まなければならない
●場合によっては、勤務時間や勤務形態を変えなくてはいけない
●先生と直接話す機会がなく、子どもからの情報しか得られない
小1の壁を乗り越えるには?
実際に小1の壁を乗り越えるには、なにより親子共に慣れが必要になります。
夏休みが終わる頃までは、何やかんや思わぬ問題が多発するでしょう。
ただ、壁に備えて具体的にやっておけることはあります!
①やることやタイムスケジュールを見える化
少しでも一人で支度・準備・片づけなどができるように、やることボードなどを作って「見える化」しておきましょう。
ハンカチ持った?宿題持った?など、いちいち聞かなくて済むように、毎日の持ち物もリスト化して貼りましょう。
最初は忘れ物などが多いですが、あまり細かく手を出しすぎず「自分でできるようになる」ことを目標に見守りましょう。
②親子間の連絡がスムーズに取れるように練習
一人でお留守番中に何か困ったことが起きた時、すぐに親子間の連絡が取れると安心ですね。
キッズケータイやキッズスマホなどを家に置くようにして、最低限の電話やメールができるようにしておきましょう。
メールなら、仕事で電話に出れないタイミングでも確認することができるので、ひらがなで文字が打てるよう練習しましょう。
③万が一災害が起きた場合のルールを決める
登下校中やお留守番中に地震などの災害が起きた場合、どうすればいいのか子どもとよく話し合いましょう。
通学路の練習をする際には、学校と家との中間地点を決めます。
そして、この地点より家に近かったら家にへ向かう。
学校に近かったら学校へ向かう、としっかりと確認しておきましょう。
お留守番中に地震が来たら場合は、家の中でもっとも安全な場所を伝え、ここでじっとすること!と教えましょう。
④入学式の際にクラスのママ数人と連絡先を交換
最近は、連絡網を配らない学校がほとんどです。
保育園上がりのママの場合、クラスに知り合いが一人もいないこともあります。
ぜひ、入学式で前後左右の席になったママなどに声をかけて、連絡先の交換をお願いしましょう!
特に男の子の場合は、女の子ママとつながっておけると安心です(笑)
小学校入学は、働くママにとってラクになることよりも先に、様々な不安や負担がやってきます。
こういう問題が起きるんだな…という知識や覚悟があるだけで、いざ壁にぶつかった時の対処が違います。
しっかりと親子で話し合い、何度も確認して、安心して新しい生活に慣れていけるようにしましょう!
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