猛暑日を少しでも涼しく過ごすための整理収納アドバイザー的インテリアの工夫5選
こんにちは!整理収納アドバイザー吉川永里子です。
各地で猛暑日が続く7月!
夏休みになって家に子ども達もいるから、余計に暑苦しい気がするー!!
そんな家で過ごす時間が長いのに、家の中が暑苦しいと感じる方にやってほしい、家の中で少しでも涼しく過ごすための工夫5選をお届けします。
1. モノを減らして風通りをよくする
そもそもモノがたくさん置いてあるだけで、家の中は暑苦しくなります。
見た目から脳に与えられるストレスはもちろん、モノが多いと家の中の空気が澱み、どんよりしがちです。
まずは「モノを減らす」ことを意識しましょう
特に夏休みなので、子どもが学校から持ち帰ってくる学用品がどさっと置いてあったり、旅行から帰ってきて洗った洗濯物が山になっていたりしがちなので、モノが吹き溜まりにならないように気をつけましょう。
また見た目がスッキリするのも重要なので、オープン収納ではなく、ボックスやケース収納するだけでも効果があります。
2. 床面積(フローリング)を広くする
フローリングに寝そべってみると、ひんやり冷たくて気持ちいいはず。
冷たい空気は下の方に下がってくるので、部屋の中で床付近が最も涼しい場所なのです。
ぜひ夏の間は、床に敷いているラグやカーペットなどを外して、スッキリひんやりした床に座って生活してみてください。
床面積が広いだけで、体感覚的にも涼しい気分になれます
また毛足の長い敷物は暑苦しい雰囲気になるので、何か敷きたい場合は冷感素材のラグや井草素材のゴザなどがおすすめです。
水拭きができる素材だと、埃などもさっぱり取り除くことができて、床生活がさらに快適になります。
3. 遮熱や遮光カーテンを活用する
太陽の光が入ってくる、窓付近から部屋の温度は上がってきます。
窓が多い部屋、日当たりのいい部屋、1階より2階の部屋の方がどうしても暑くなってしまします。
そこで、カーテンや窓に貼るシートを活用しましょう
最近の機能性カーテンはとても優秀なので、部屋の中の冷房効果をグッと高めてくれます。
カーテンであれば、遮熱をしつつ風は通してくれるレースカーテンがおすすめ。レースカーテンであれば見た目も重苦しくなりません。
わが家はニトリのエアトースシリーズを使っています。
シートタイプのものは冬の断熱にも役立つので、1年中通して貼っておいて良いでしょう。
4. 五感から涼しさを感じる
人間の五感はとても優れているので、見た目や香り、音などからも十分涼しさを感じることができます。
人に一番影響を与えるのが視覚で、視覚的に涼しさを感じるために
最適なのは、インテリアを寒色にすることです
触感でいえば、麻のざらっとした触り心地や、ガーゼのような空気を含むふんわり感は涼しさを感じます。
ファブリック類は取り入れやすいので、夏の間はブルーやグリーンの綿麻素材のクッションやシーツ、タオルなどに取り替えるのがおすすめです。
また聴覚であれば、波の音や風鈴の音などが聞こえるBGMなどを流すのも効果的。ミントやユーカリなどの爽やかなアロマやお香で嗅覚からも涼を感じましょう。
5. 観葉植物で体感温度を下げる
実は植物の光合成には、気温を下げる効果があるといわれています。
NASA地球科学研究によると、植物は太陽の光を受け、光合成の過程で水蒸気を発散します。
つまり植物は気温が上がると、体内の余分な水分を蒸発させ、自分自身と周囲の気温の両方を冷却しているのです。
この効果が特に期待できる植物を、イギリスのガーデニングサイト「The Joy of Plants」が5つセレクトしているので紹介します。
●ベンジャミン
●インドゴムノキ
●アグラオネマ
●ヤシ
●サンセベリア
わが家にもベンジャミン・シタシオンがあるので、水を切らさないようにして、気化熱による冷却を期待したいと思います。
まだまだ続く暑い夏。
まずは家の中の使っていないモノを整理して、風通しのよい空間に!
そして家の中でスッキリ涼しく過ごせるように、手軽にできることから取り入れてみてください♪