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濃厚豚骨のベーススープがさらにコクを増す〈担々麺〉コク旨と辛シビが奏でる美味しさが堪らない一杯

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

2011年6月開業の〈濃厚とんこつかなで食堂〉は、創業12年

福岡県春日市須玖南に開業して12年。立地的に郊外ということもあり、専用駐車場はお店周りに複数台分用意されている。この日は休日のお昼時だったけど、運良く1台分の空きを確保。店舗の入口通路に入ると、4名ほどの待ち客で、当然の順番待ち&店内は満席で、さすがの人気ぶり。

常連支持率No.1の人気を誇る「担々麺」が最高という噂を聞き訪麺

お店の方からメニューを先に渡され、数分ほど待つと、ちょうど入れ替わりのタイミングだったようで先客が続々と離席。その後すぐにカウンター席へ案内されて、注文は、もちろん「担々麵」。それと「味付玉子」をトッピングした。メニュー表の写真も、みるからに辛そう&濃厚そうなビジュアル。

待つことしばし、着丼の「担々麺」は、豚骨ベースの濃厚なスープ

豚骨ベースのスープは、濃厚とんこつラーメンのソレよりも「コク」がグッと増した一杯。さらに「コクウマ」と「カラシビ」が奏でる旨みが堪らなく良い塩梅の美味しさ。合わせる自家製麺もきっちりとコシがあり、小麦の風味を楽しめる美味しさを堪能。ロングセラーで、常連さんの支持率No.1の人気を誇っているのも頷けた。

※実は「かなで」のトロッとした「味付玉子」が、この世の玉子界で一番好きだったりする。
※実は「かなで」のトロッとした「味付玉子」が、この世の玉子界で一番好きだったりする。

味変化スプーンの「辛シビソース」で味を調整できるのがうれしい

丼碗の縁に掛かる付属の「味変化スプーン」。その「辛シビソース」で味わいを微調整できるのがとてもうれしい。少量でもかなり辛いので、一気に投入するのは避け「徐々に」をおすすめしたい。辛シビソースはプラス50円で、さらに増量も可能だ。

自家製麺に濃厚でコクのあるスープがよく絡んでくる。
自家製麺に濃厚でコクのあるスープがよく絡んでくる。

フラッグシップ麺はもちろん「濃厚とんこつラーメン」

絶品の味付玉子は半玉がデフォルトで入っている「濃厚とんこつラーメン」は、ドッシリとした濃厚さのトロミのあるとんこつスープだけど、口当たりが良く、後味もスッキリで、とんこつの臭さも感じない。

食後の罪悪感なし!こだわりの濃厚とんこつラーメン

旨味調味料不使用のオンリーワンの存在感。濃厚なのに脂っぽくなく、あっさりなのがいい。変に飾るところがないのに豚骨レベルが高く、合わせる自家製麺との相性も抜群で、啜るたびに旨みが寄せてきて、想像以上の存在感。美味しくいただけて「食後の罪悪感なし!」というのも十分頷ける。

期間限定麺も「かなで食堂」の楽しみの一つ

かなで食堂の楽しみの一つが季節に合わせた「期間限定麺」。現在のような寒い季節は毎年恒例の「とんこつ味噌ラーメン」。

熱々の濃厚な味噌味のスープとトロトロ肉厚な豚バラチャーシューも絶品だった。

店内の構成はカウンター席と小上がり座敷席と四人掛けテーブル席

住宅街という場所柄のほか休日ということもあり、お子様連れのご家族が多く見られた店内は、とても穏やかで、温かな雰囲気につつまれていた。

お冷には「濃縮プーアル茶」を注ぎ、冷たいプーアル茶に
プーアル茶と言えば「チームかなで」。かなでと言えば「プーアル茶」。創業店になる「濃厚とんこつかなで食堂=かなで春日店」のほか、2015年に開店した、福岡市博多区東比恵の「中華そばかなで〜鶏だし編〜=かなで東比恵店」にも、福岡市東区多の津の「中華そばかなで〜煮干編〜=かなで多の津店」にも「濃縮プーアル茶」が卓上に置いてあるので、お冷やに「濃縮プーアル茶」を注ぎ、冷たいプーアル茶をお試しください。

濃厚とんこつかなで食堂
住所  :福岡県春日市須玖南1-182[地図
営業時間:11時00分~22時30分(※年末年始は要確認)
定休日 :なし(※年末年始は要確認)
駐車場 :専用駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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