【現役看護師が教える！】急な入院！！何をしたらいいの？～荷物編～

moeca

看護師から難病支援会社の広報PRへ

2023/7/24(月) 7:52

大人でも子供でも突然の病気、怪我はありますよね。

病院で手当てするだけ、経過観察であればよいですが、突然入院する、なんてことも珍しくはありません。

かく言う私も日程調整は少ししましたが、急遽入院になった一人です。

幼少期から身体が弱く、入退院を繰り返していましたが、まさか大人になってからも入院するとは思いもしませんでした……。

友人たちには「病院で働いていたし、持ち物とかよくわかるでしょ」と言われましたが、そんなことはありません。入院してみて初めて、「これも必要だった」「あれも欲しかった！」というのがわかりました。

※コロナ禍ということもあり、余計に必要なものが多かったと思いますが。

そこで今回は急な入院が決まったとき、持っていくとよいものを紹介していきます。

必須物品

まずは療養に欠かせないもの、絶対に持っていくべきものを紹介します。

・靴
かかとがある中履き
※クロックスやスリッパは脱げて転倒するリスクが高いので、禁止されている病院も多いです。
・お財布
お金はあまり入れなくても、洗濯もテレビカードで支払いのところも多いので、テレビカードを買うためのお金は入っていた方がよいと思います。
・携帯
・有線のイヤホン
病院のテレビを観るときはBluetoothは使えません。有線のイヤホンを持っておくと便利でしょう。
・Wi-Fi
院内のネットは制限されていることが多く、部屋によっても電波が入るか入らないかはまちまちです。元々がポケットWi-Fiの方は問題ないですが、そうでない方は借りておくことをお勧めします！
※私は借りていないで4Gで繋いでいたら、途中で通信制限がかかってしまい結局レンタルしました。
・着替え（夏：半袖、冬：薄手のパジャマ）
院内は思っているよりひんやりします。外来での検査が入ったときなど、体温調節できるように羽織やパーカーは必須です。
・カテラリーセット（箸・スプーン・フォーク・楊枝など）
・歯ブラシや洗面用具（ボディーソープやオールインワンのシャンプー・ボディークリームや化粧水・乳液）
→病院内はかなり乾燥しているので、クリームや化粧水系はあった方がよいと思います！（特にいつも使っている方は）
・オムツや生理用品
お子さんやオムツを使用している方などは必須です。多めに持ってくるようにしましょう。

これらは病院で入院時のパンフレットなどにも記載があるものだと思いますが、コロナ禍で荷物の持ち込みが制限された中でもこれだけは！っていうものを集めたので参考にしていただけると幸いです。

持っていったほうがいい持ち物

これは私の経験談と病院で働いていて見てきた中で、個人的に必要だと思ったものをピックアップしています。

もし悩んでいる方がいたら参考にしていただけると嬉しいです。

・洗剤（いつも使っているものがいい方は特に）
・紅茶やコーヒーなど（持ち込み許可されていれば）
病院ではお茶か水になります。朝にコーヒーや紅茶を飲んでいる方は医師に飲んでもよいか確認した上で持ち込むとよいでしょう。年末年始などはいい気分転換になりました。
・ふりかけなどのご飯のお供
おかずが口に合わなかったり、白米だけでは食べられない方はお勧めです。
しかし治療中の身でもあるので、持ち込みをしてもよいかは確認しましょう。
・パソコン
仕事している方はもちろんですが、DVDやYouTubeを見たい人もパソコンがあれば便利だと思います。
・DVDプレイヤー
お子さんの場合はパソコンよりもDVDプレイヤーの方が管理が楽だったり、病院内のDVDを使えることが多いのでおすすめです！
・折り紙やノート、本、ゲーム機など娯楽
私の入院時はコロナだったこともあり、コンビニへ行ったり、共有スペースに行くことができませんでした。そのためベッド上で過ごすことが多く、空いている時間でノートに日記をつけたり、絵を描いたりしていました。
お子さんだけでなく、大人の方も時間がたくさんできる上に治療に専念する時間が長いので、気分転換できるようなものを持っていくことをお勧めします。
・S字フックやかけられる小さいかご
基本的に自分が使えるのは床頭台だけです。
しかし、治療で歩けなかったり手元に置いておきたいこともあるでしょう。そのため、S字フックやかごがあれば手が届く位置に収納できるので便利です。