【京都市中京区】錦市場で早朝から呑み喰いできるもう一つの居場所が移転してました! 跡地はカニ専門店に
京都の台所としての歴史を有し、昨今では、観光名所として全国から観光の人々で溢れかえる「錦市場」。台風10号の影響もほぼ無く、通常と変わらない風景が続いた市場を2024年9月1日の早朝に歩いてみました。さすがに朝は人通りもなく静かなのですが、一つ異変に気付きました。「あれっ、早朝6時から呑み喰いができる居酒屋さんとして知られる高倉屋商店さんが無い」。跡には大きなカニのモニュメントがありました。
諸用を済まして開店を待っていると、大きなカニの爪と「かに侍」の看板が出されました。どうやらイートインもあるカニ専門店のようです。スタッフさんに伺うと、「高倉屋商店は麩屋町錦上がるに移転しましたよ」と案内はがきを頂きました。
「食べたり飲んだりするもう一つの存在理由は家と職場以外のもう一つの居場所です。沢井店長、ますみバーテンダー、スタッフ全員でしょっちゅうお越しいただける店を目指します」とありました、「良かった近くに移転したんだ。」ということで早速訪問。
元はバッキ―食堂のあったところがそのまま高倉屋商店となっていました。広々としてゆったり座れるカウンターと奥にはテーブル席もあります。マスターやますみさんの笑顔は健在でした。今年の5月17日に移転して、今は朝8時からの営業にしているそうですが、夜勤明けの人も客層に多いので、6時からの営業を復活するか、深夜営業するか検討中なのだそう。
お刺身納豆や海老とシャキシャキサラダ、納豆オムレツ、軟骨入りさつま揚げ、サバ煮込み、マカロニサラダなど酒呑みにはたまらない逸品が充実しているのは依然と変わりませんが、前店から引き継いだ鉄板があるので、焼きそば、炒め物といった鉄板を使ったメニューが追加されているようです。
漬物の「高倉屋」さんの系列店ですので、漬物類は抜群に美味しいです。水ナスの漬物と鴨ロースの西京漬け、それからこの9月いっぱいで廃業される「錦市場近喜商店」の冷ややっこを注文しました。
ここに来ると、ついつい夕方と勘違いして飲み過ぎてしまいます。日本酒、焼酎、ウイスキーに至るまでこだわりのドリンク類も充実しています。矢田寺のトマトを贅沢に丸ごと使ったトマト酎ハイなどもあります。人気だったカツカレーも復活したようですので、がっつり系の人にもいいかも!
ほんとに朝からゆっくり酒を楽しめます。ぜひ立ち寄ってみてください!
「高倉屋商店」(外部リンク)中京区梅屋町493ー1