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【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5(短文穴埋め問題)にチャレンジ(53)!

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日はTOEIC Part5対策として、時事ネタを使った短文穴埋め問題にチャレンジしましょう!それでは問題です。

問題

The Major League Baseball All-Star Game ------- by Mastercard took place at Dodger Stadium for the first time in 42 years.
(A) was presented
(B) presenting
(C) presented
(D) presents

解答

正解は(C)です。

まず、選択肢から見てみましょう。選択肢には動詞「present」の変化形が並んでいます。ここからこの問題は空欄に適切な動詞の形を入れる「動詞の形問題」とわかります。「動詞の形問題」の場合、選択肢から問われるポイントの予想ができます。この問題は下記の通り考えることができます。

「was presented」、「presented」があることから、受動態か能動態かを判断させる問題
「presenting」、「presented」があることから、現在分詞か過去分詞かを判断させる問題
「presented」、「presents」があることから、時制を判断させる問題

それでは本文を見ていきましょう。空欄の前後だけを見ると、(A) was presented を入れたくなりますが、本文にはすでに「took」という動詞があります。つまり、空欄には文の中で動詞として機能する (A) was presented と (D) presents は入らないことがわかります。また、(C) presented は動詞の過去形としては使えず、形容詞の働きをする過去分詞としては使われる可能性があることがわかります。

この時点で、(B) presenting と (C) presented が残っています。両者とも分詞として形容詞の働きをすることができます。この文の場合、「The Major League Baseball All-Star Game」を「------- by Mastercard」が後ろから修飾していると考えることができます。現在分詞か過去分詞か迷ったら、修飾される名詞と分詞で仮の文を作り、意味や文法的に正しいほうを選びます。修飾される名詞を主語、be動詞を補い、その後に分詞を置いて仮の文を作ります。

(B) presenting で仮の文を作った場合
The Major League Baseball All-Star Game was presenting by Mastercard.
(メジャーリーグのオールスターゲームがマスターカードによって提供していた)

この場合、意味も少し変ですし、「present」は他動詞なので「was presenting」の後ろに目的語となる名詞が来ていないのが変です。

(C) presented で仮の文を作った場合
The Major League Baseball All-Star Game was presented by Mastercard.
(メジャーリーグのオールスターゲームがマスターカードによって提供された)

この場合、意味的にも文法的にも問題ないので、正解は過去分詞の (C) presented となります。過去分詞は「by」と一緒に使われることが多いので、そこもヒントになりますね。

英文訳

The Major League Baseball All-Star Game presented by Mastercard took place at Dodger Stadium for the first time in 42 years.
マスターカード主催のメジャーリーグのオールスターゲームが、42年ぶりにドジャースタジアムで開催されました。

語彙

present: 提供する
presented by: ~の提供の、~主催の
Mastercard: アメリカのクレジットカードの会社
Dodger Stadium: ドジャー・スタジアム。メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースのホーム球場。
for the first time in ~ years: ~年ぶりに

以上、時事ネタでPart5(短文穴埋め問題)にチャレンジでした!
もっと問題を解きたい方はこちらの全問題リストをご覧ください!
【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5全問題リスト(年月別、問題種類別、トピック別)

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英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

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