【京都市中京区】レトロ可愛い雑貨屋さんのハイテンションな楽しい店主さんが面白い 店名逆さに読んでみて
平安京の東洞院大路(ひがしのとういんおおじ)にあたる東洞院通を2024年9月19日に歩いてみました。洞院とは上皇・法皇の居所を意味し、平安時代には通り沿いに多くの院があったといいます。明治に市電が烏丸通りに通るまでは、こちらが幹線道路でした。今でも大丸京都店や中央郵便局などがある主要な通りです。
押小路通に昔タバコ屋さんだったことが一目でわかる異彩を放つ昭和レトロな建物がありました。ショーケースのまわりに、まねき猫やキューピーちゃん、ちばあきおさんの漫画キャプテンの大きなポスター、レトロ可愛い人形やグラスなど何だか賑やかな雑貨がいっぱいです。
外観だけでもワクワクして中に入ってみることに。「レトロ雑貨屋いゆたこよ」の店内には、昔懐かしくもあり可愛くもある小物たちがあふれんばかりです。ドーンと光GENJIのポスターが幅を取っていました。店名を逆さに読めば分かる名前のハイテンションで楽しい店主が昭和から平成初めころまでのカラフルでへんてこでオンリーワンな雑貨を集めたのだそう。
店主の好きなE.T.のグラスやセーラームーンなどの乙女なセルロイド筆箱を始め、レトロ文具やバンダナ、イヤリング、お人形、貯金箱、昔のマッチなどもあります。若かりし頃の織田裕二さんが微笑みを投げ掛けてくれるお盆まで。お薦めは可愛い魚たちのがま口や今はもう製造されていない三角旗の数々も。
事務系職から脱サラし、小さな頃からの夢を実現した店主が開店したのは2023年の6月18日でした。その2か月前、「初めて訪れた時にビビビっと運命を感じてここに決めました! 色んなタバコ屋さんの外観見てきたけど、こんなショーウィンドウ付いている立派なものはあんまり見たこと無かったから出会えた時はチョー嬉しかった」と話します。
「レトロ雑貨屋いゆたこよ」は、2024年9月27日(金)~10月28日(月)まで開催される「ご近所大冒険」主催の謎解き&まち歩きイベント、「魔王(ネロロ)からの挑戦状-星が導く物語-」にも参加されます。
「なくても生きていけるけどあればもっとハッピーになる人生の相棒」の雑貨がいっぱいの店は、昭和レトロを懐かしく思い出す高齢の方からこれらのものを斬新に感じる子どもたちまでゆっくり楽しめます。一度気軽に覗いてみてはいかがですか!
「レトロ雑貨屋いゆたこよ」(外部リンク)京都市中京区押小路通東洞院西入瓦之町397−2