阪神ファン必見の和菓子が東京に!「トラさんのバナナ」は苺大福の元祖・大角玉屋さんの和のロールケーキ
固唾をのんでその瞬間を待ちわびていた方も多かったであろう9月14日。そう、阪神タイガースのセ・リーグ優勝にファンの方々の喜びがSNSにも溢れていましたね。18年ぶりの悲願とのこと。かつて子供だったファンの子が親になりその子供と一緒に優勝を祝えたという声も。
阪神タイガースのシンボルでもある虎のモチーフは和菓子とも所縁が深く、虎柄の皮のどら焼き、ならぬ、とら焼きという商品名で通年販売されているものもあります。まだら模様のどら焼きを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
実はもうひとひねり加えた、オリジナリティがきらりとひかるお子様にも大人気の和菓子が、東京の老舗で販売されているのです。その和菓子を販売しているのは、苺大福の元祖ともいわれている東京の老舗「大角玉屋」さん。今回は大角玉屋さんの「トラさんのバナナ」をご紹介。
チャーミングな虎さんが目印の御菓子は、まだら模様の焼き皮が印象的な一見ロールケーキのような風貌。細めのロールケーキのような太さでして、皮はさほど厚みはなくともふんわりとした優しい口当たりです。その中に包まれているのは、たっぷりの生クリーム…ではなく、甘さ控えめの白手亡豆の白こし餡!寒天で固めた柔らかめの羊羹になるのですが、その中心に顔を出しているのはバナナ。
こちらのバナナは完熟一歩手前の生のものを使用しているとのことです。そのため、爽やかで軽やかなバナナの風味が、たっぷりの白餡の羊羹をより一層食べやすくアシスト。なかなかの重量かつこんなに沢山の白餡はくどくないのかなと思う方にこそ、ぜひ召し上がっていただきたい。乳脂肪分の高いクリームではなくとも、和のロールケーキと称するに相応しいという言葉を実感していただけるかと。冷蔵所品なので、ひんやりしているというのもポイントのひとつかもしれません。
丸ごと豪快にかぶりつくのもありですが、二等分もしくは三等分に切り分けてお茶や珈琲と一緒に楽しんでいただくのがおすすめです。
これからはじまる日本シリーズ、今からもう待ちきれないという方はぜひトラさんのバナナで心を落ち着かせながら、その日に備えてみてはいかがでしょうか。
そういえばとらといえば、寅さんを思い浮かべる方もいらっしゃいますね。
出張や旅行のお土産に、このシーズンいちおしです。
※こちらは都内各店舗で販売されておりますが、夏季の間は東京駅改札外「東京ギフトパレット」の店舗でのみ通年お取り扱いがあります。