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【幼児~小学校低学年】大掃除で捨てないで!ないところから生み出す力が育つ廃材遊び!

なっつせんせい保育士・ほめ育てアドバイザー

楽しいクリスマスも終わり、年末に向けて大掃除を行う家庭も多いのではないでしょうか?古紙や古着、資源ごみになるようなものも沢山出てくると思います。

その捨てようと思っているもの、もしかしたらお子さんの”何もないところから生み出す力”を伸ばす遊び道具に変わるかもしれません。

廃材遊びでは、その廃材から自分の作りたいものを想像する力、想像したものを実際に表現する力などが養われます。

今回は保育現場で実践していた廃材遊びで使っていたもの、子どもたちが作っていたものをご紹介いたします。

使っていた廃材

・箱類(ティッシュ、段ボール、食品の空き箱)

硬さがしっかりしていたり、大きいものが大人気。薄型の箱は切ってサイズ調整して使うお子さんもいました。段ボールに関しては入って自分だけの空間を作ってみたり、好きなだけお絵描きをしたりして遊んでいました。

・筒類(トイレットペーパーの芯、ラップの芯)

そのまま覗いて遊んだり、何かの支えにして遊んだり、長く繋げてみたり。色んな遊び方ができるのですぐになくなってしまうほどでした。

・紙類(広告、新聞紙、画用紙)

何にでも変身する紙類。丸めて投げればゲームもできますし、痛くないので安全に力の発散ができます。また、切る、破く、書くなど様々な活用の仕方ができ自分の想像が表現しやすいですね。

・袋類(紙袋、ビニール袋)

そのままバッグにして買い物ごっこもできますし、紙ではちょっと硬いな、表現できないなというときに便利そうでした。

・紐類(タコ糸、リボン、紙テープ)

女の子がよくつかっていて、かわいく装飾したいときなどにプラスしていました。また作ったものと作ったものを合体させるときなどにも役立てていました。

・その他(卵パック、紙パック、ヤクルトやプリンなどの半透明のカップ、紙コップ、紙皿)

半透明・透明が大人気で、すぐになくなります!マーカーで色を塗って照明の方に向け、キラキラ輝くのを楽しむお子さんもいました。

作っていたもの

・ロボット

箱類で体を作り、芯で手足を付けるだけでも完成。その他、ビームを出すための穴を作ったり、「○○型ロボット」と自分なりの工夫をするお子さんもいました。

・おうち

大きい段ボールに画用紙を貼ったり、好きなだけ絵を描いたりすると、すぐに自分だけの特別な空間が完成です。作ったお家の中で、廃材で作ったコップ、お菓子などを使ってお茶会をするお子さんもいました!

・剣

新聞紙をくるくると巻いていくだけで剣に!これなら遊んでも安全ですし、画用紙などを上から巻いて装飾すれば、自分だけの剣が完成します。いかにして丈夫ですぐに折れない剣を作れるかということも考えていたようです!

・楽器

箱を叩くだけで太鼓。箱、筒、紐を使ってギターなど、少し難しい作り方にも挑戦する姿も。さらに、出る音の違いにも気付き、違う材料で同じ楽器を作って遊ぶ子もいました。

終わりに

最初から形のあるおもちゃも楽しいですが、すぐに飽きてしまうこともあると思います。

その点廃材であれば、何もない状態から作るので、お子さんの想像力や表現力が養われたり、作る際に長時間の集中力やこうするためには何が必要かと考える力が養われます。

ぜひ、捨てる前にお子さんの遊び道具にならないか検討し、廃材遊びを楽しんでみてください!

保育士・ほめ育てアドバイザー

大人の関わり次第で子どもは伸びる!知識をつけたことで子どもたちとより良い関係に!その経験から、現場で実践したお子様との関係が良好になる工夫・保育現場でのリアルなエピソードをお伝えします!少しでも参考になれば嬉しいです。 保育士・幼稚園教諭・ほめ育てアドバイザー・チャイルドコーチングアドバイザー

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