【京都市東山区】ベトナムの定番食「ボー・ソット・ブァン」のエスニックなのに優しいおいしさにびっくり
京阪七条駅から徒歩5分、川端通塩小路の交差点を東に100m行った五差路を南西に行ってすぐの「バインミー クィーン」。
バインミー クィーンはベトナム風サンドイッチのお店で、マルシェなどに出品された際はあっという間に完売する隠れた人気店です。
笑顔が素敵な女性店主さんはベトナムの方で、ベトナム語・日本語・英語を流暢に話され、外国人観光客の方も多く訪れています。うかがったときにも先客の白人男性と英語でやり取りされていました。
こちらのお店はすべて手作りで、パンも自家製です。パンのあまりの人気に第1・3土曜日は「天然酵母パンの日」として、パンやパウンドケーキなどを販売されているのですが、ココナッツパン目当てで毎回通われる常連客もいらっしゃるくらいです。
筆者も初めて伺った際に、バインミーのソフトフランスパンの美味しさに感動して、パンだけでもまとめ買いしたいと思ったのですが、なんとそのパンも数量限定ながら常時販売を開始されていました。筆者も注文しようと思ったのですが、この日は販売分は完売ということで人気の高さを改めて感じました。
実はこの日うかがったお目当ては、バインミーでもパンでもなく、「ボー・ソット・ブァン」です。ベトナム語で「牛(ボー)・ソース(ソット)・ワイン(ブァン)」の意味で、ベトナム風ビーフシチューに当たります。
ベトナムでは街中に屋台があるほどポピュラーな料理で、フォー(米粉の麺)を入れて提供されるところもあるのだそう。
筆者はテイクアウトにしたのですが、ソフトフランスパンとベトナム風サラダもついてきます。「パンは食べる前に温めなおすとおいしいです」と、外側の紙にトースターでの温めなおし温度と時間を書いていただけました。
具材がゴロゴロと大きいのですが、じっくりと煮込まれているのでどれも柔らかく、特に牛すじ肉はトロトロとしています。少しスパイスがきいたスープにはとろみがなく、さらりといただけます。
食べていてターメリックと唐辛子を抜いてワインを足したスープカレーに近いと思いました。筆者の子供も「スープカレーのように辛くないから食べやすいし、ご飯と合う!」と、パンそっちのけでご飯と一緒に完食していました。
日本人からすると初めての味わいなのに食べやすくておいしいので、ぜひ皆様も食べてみてくださいね。
【店舗情報】
バインミー クィーン
〒605-0981 京都市東山区本町八丁目78番地4
営業時間:8:30~15:00
(売り切れ次第終了)
(年末年始変更あり)
定休日: 木曜日
Instagram:@banhmi_quynh