今やらないと冬にカビをまき散らすかも!エアコン「夏じまい」を掃除のプロがわかりやすく教えます
長かった夏が終わり、やっと秋らしくなってきましたね。夏にフル稼働したエアコンは今のうちにお手入れしておかないと、内部がカビだらけになるかもしれません。正しいお手入れ方法を、お掃除スペシャリストが解説します。
エアコンの「夏じまい」が必要な理由
エアコン内部は、暖房よりも冷房の方が水分がたまりやすく、カビが繁殖しやすい環境になっています。お手入れしないまま放置すれば、冬に使用する際、部屋中にカビをまき散らすことになりかねません。また、エアコンが汚れたままでは暖房効率が下がり、電気代も多くかかってしまいます。エアコンを使わない今が「夏じまい」のチャンス。しっかりとお手入れをして、冬に備えましょう。
エアコンの「夏じまい」やることは3つだけ
「しっかりお手入れ」といっても、難しいことはありません。やることは3つだけ。わかりやすく解説していきます。
⒈フィルターのほこりを取る
エアコンのコンセントを抜いてフィルターを取り外したら、掃除機で表側からほこりを吸い取ります。フィルターが目詰まりしないよう、必ず表側から吸い取ってくださいね。
取り切れないほこりは、水洗いで落とします。今度は裏側からシャワーで流して、優しく洗います。洗ったあとは、しっかり乾燥させましょう。
⒉送風で内部を乾燥させる
エアコンのカビ予防で大切なのは、内部に水分を残さないこと。「内部クリーン機能」を使うか、なければ送風運転を使います。6時間以上行って、しっかり乾燥させてくださいね。
⒊本体の手の届くところを拭く
取り外せないパーツや本体は、拭き掃除で汚れをリセット。薄めた中性洗剤とキッチンペーパーで、見える範囲を掃除します。無理やり奥の方まで掃除しようとしたり、知識がないまま分解すると、故障や発火の原因になりかねません。必ず、手の届く範囲だけを掃除してくださいね。
エアコンを使わない今のうちにやっておきたい「夏じまい」。キレイにお手入れして、冬に備えましょう。
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※記事の内容は記載当時の情報です。※ご使用のエアコンの取扱説明書に従って掃除してください。